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コシナのフォクトレンダーブランドレンズ「NOKTON75mmF1.5 RF」のインプレ記事が公開されました。
記事中にも記載がありますが、VMマウント用に同じレンズ構成図のものがあり、そちらのRFマウント版となります。
ニコンZマウント版とソニーEマウント版もCP+2024で参考出品されていたので、そのうち正式発表される事でしょう。
コシナの面白いところは「参考出品」ってあくまでも参考出品であって、本当に発売されるかどうかは正式リリースが出るまではまだ分からない、というところ。
なので、CP+で展示されてるのを見たからそのうち出るぞ、というのが必ずしも発売まで漕ぎ着けられるというワケではないので、Z版とE版についての正式発表については、皆さん祈りましょう。
製品ページはコチラです。発売日が決まったら公式動画も出てくるのかな?知らないので何ともは言えません。
例によって、インプレ記事では語りきれなかった事ともう少し大きな写真をば。
ちなみに、このレンズ「あ、ヤベーやつだ」ってピンと来たのはお家を出て30分くらいしてから。撮影距離を詰めだしたタイミングで気付きました。
画角が持ってる得意な領域って言えば良いのかなぁ。
先輩の言葉を借りるなら
「レンズがそれぞれ持っている適切な空気(空間)の量」
になった辺りで良さが炸裂しました。
これは距離感の話で、画角毎に写り込む空気の量ってあるよね、みたいな考えです。
ピント位置(多分1mmくらいの差)と⅓段の絞りの違いで結構印象が違うでしょ?
露出も掲載カットでは少し詰めてます。
このレンズは、そういう表現を楽しむレンズだと感じたので、掲載カットはちょい甘カットにしました。
トーンが兎に角美しいレンズ。
滲んでるけどキレイでしょ?カリカリに写るだけが描写性じゃないのよ。あれはアレで凄いけどね。
このレンズはマゼンタ被りについては注釈が無かったけれど、一応いくつかのシーンで試しています。掲載カット↓はそのうちのひとつ。
このカット↑はオリジナルがモノクロ。カラー版はニュートラルで再現像しています。
本文で触れたか覚えてませんが、このレンズはピントがシビア。全然ノクトンって感じじゃなくて、フォクトレンダーブランドで特別な称号であるアポランター系の大変さに似ていると思いました。
2−3mの撮影距離でも誤差±1.5mm程度の精度は要ると思います。被写界深度?なにそれ??って感じ。
慎重にっていう意味ではなくて、使いこなし甲斐の話ね。微妙な差で色々な表情を見せてくれるので楽しいです。
75mmって中途半端に感じるけど28-75mmみたいなレンズって結構あったよね。昭和世代なら使ったことあると思います。
S5で使いたいからVM版買って、アダプタも手に入れるか?と画策中。
ということで、マジで痺れました。
オヌヌメ。
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