v.493(or014) 2023年 6月18日 高揚
先日VoigtlanderのULTRON27mmF2買いました。
ウルトロン27mmとはナンゾや?と言いますと、CP+2023で開発発表があってからずっと気になってたレンズ。
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職業柄、正式発表よりも一足早くインプレ用に試作レンズをお借りすることが出来るもので、先んじてその魅力にメロメロになっていたレンズです。
前回のnoteでもこのレンズについてアレヤコレヤと書き綴っていますが、その時はどの色にするかを決めかねていました。
インプレで借りた個体はシルバーだったんだよね。
速攻で予約しても良かったのだけど、5月末に黒をうっかり見る機会があって「こりゃ黒もヤベェぞ」となっていわけです。
当然悩むよね。
全ての元凶はコシナさんにあります。カラバリなんて容易しちゃうのが悪い。1色しかなければ悩むことなど無かった。
新品でシルバーのレンズを買うのは、記憶が正しければTX-1用にTX30mmを買ったのが最後。2001年か2002年のことだと思います。
悩んでる時の専らの後悔は「こんなことならX-T5はシルバーにすれば良かった」でしたよ。そしたらウルトロンも躊躇無くシルバーを買ってました。
こういう感じで、機材で悩むのって久々でした。だいたい仕事で使うとか、この表現がしたいからこの機材、みたいな感じで必要に応じて選ぶことがほとんど。というか、2016年にX-Pro2買った時以来だね。
だからとても新鮮だったのよ。
久しく忘れていた感情だと思います。
写真の魅力を伝える仕事に携わっているのに、こうした原初の喜びと触れ合う機会を逸していたことに愕然としました。これはワリとマジな話。
どの色にするか、たったそれだけでも楽しい。写真ってこんなに楽しかったんだな、ってのを改めて体験出来るってのが良かったね。
そうした感動を踏まえて、週刊ウルトロンやろうか?って思ってるくらいには高揚しています。