v.542


ご無沙汰です。
さっぱり書けなくて、ひと月以上放置していました。

時系列でお知らせというか宣伝をしつつの再開となります。

↑にてコシナの
Voigtlander COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 Aspherical Type I VM
のインプレが公開されています。

特徴を分かりやすくするために強烈な絵作りであったり、撮り方をしています。絵作りは基本的にカメラで調整できることしかやってません。
あとシャープネスとかはカメラ側では基本弄りません。
素の写真も交えながら、こぼれ話を。

LUMIX S5 + COLOR-SKOPAR 28mmF2.8 Aspherical Type I VM ( + LM-LSL M Ⅱ )
f/4.0 
フォトスタイル:スタンダード(コントラスト+2 / ハイライトー2.5)
コントラスト上げていることもあって
f/4.0でも周辺光量は落ちます
結構シャープでしょ?
場所は麹町十一丁目跡のすぐそば
LUMIX S5 + COLOR-SKOPAR 28mmF2.8 Aspherical Type I VM ( + LM-LSL M Ⅱ )
f/2.8(開放ね)
フォトスタイル:スタンダードのデフォ
アグレッシヴな意匠に反して手堅い描写性能
ちゃんとピント浅くて焦りました
インプレでも触れてますがもっと写らないと思ってたよ
フルサイズのイメージサークルをカバーする28mmってこんなに小さくできるんだ!
って驚きがデカい

フルサイズ24MP機って画素数はそれほどでもない雰囲気が出ちゃってますが、普通に高画素機でピント等にシビアです。
絞り開けてると普通にピント浅いし、思っている以上に浅い。
フツーに使えてるのは、カメラ(AFとか手ブレ補正とかね)が物凄く高度なコトをやってるから。
ってことに、時々でも良いので想いを馳せていただけると、開発陣の日頃の苦労が報われると思います。
写真って、ちゃんと写らないのが普通です。
過程をすっ飛ばしてイキナリ写るからそれが当たり前だと思っちゃうけれども、仕組みを知れば知るほど自分はトンデモナイ事を趣味としてやってるんだなって発見があるし、ワガママを叶えてくれる自身の機材の可愛いさが37%くらいは軽くアップすると思います。
可愛さには上限がないので、可愛さが290%アップしても不安にならないでください。

LUMIX S5 + COLOR-SKOPAR 28mmF2.8 Aspherical Type I VM ( + LM-LSL M Ⅱ )
f/2.8(開放よ)
フォトスタイル:L.モノクロームD(コントラスト+2.5 / ハイライト +2 / シャドー −2)
かなり硬めの設定で周辺部落としてますよ
↓はデフォのスタンダード
↑の写真のフォトスタイル:スタンダードのデフォ設定
だとこんな感じ
電子シャッターのが周辺光量落ちて見えるシーンがあるようには思っています
特に高速側ね
「周辺落としたい」って欲望に駆られた時に発症するのが
”なんとしても1/8000秒で切りたい症候群”
です
LUMIX S5 + COLOR-SKOPAR 28mmF2.8 Aspherical Type I VM ( + LM-LSL M Ⅱ )
f/2.8(開放なの)
フォトスタイル:L.クラシックネオ
ヘリコイドアダプタ全伸ばしでの至近端開放なんて
もっとポワポワすると思ってました
LUMIX S5 + COLOR-SKOPAR 28mmF2.8 Aspherical Type I VM ( + LM-LSL M Ⅱ )
f/2.8(開放だわ)
フォトスタイル:L.クラシックネオ
少し離れるだけでマジ?ってくらいに結構良い感じのシャープネス
個人的にはもう十分な性能なのよね
※貼る写真間違えてました

一応だけど、↑みたい接写するシーンで平面を撮っちゃうと周辺部がワッショイな感じになります。
そういうところに注目して鬼の首を獲ったように振る舞うのは野暮ぞ。
写真観るときってプリントの最周辺部なんて見んじゃろ?
そこに被写体があるなら別よ。風景写真とかでも周辺まで写ってる方が
気持ち良いけど、それは用途に応じた使い方をすれば良いだけの話であって、期待する性能を得る為の代償が例えばサイズだったりお値段だったりするワケで。
そういうのと自分の体力とか周囲への攻撃性(目立つとかデカくて邪魔とか)を勘案して機材選びをするのが好ましいというか、長続きすると思っています。

ま、好きにするのが良いよ。

LUMIX S5 + COLOR-SKOPAR 28mmF2.8 Aspherical Type I VM ( + LM-LSL M Ⅱ )
f/4.0 フォトスタイル:スタンダードのデフォ
個人的に好物
LUMIX S5 + COLOR-SKOPAR 28mmF2.8 Aspherical Type I VM ( + LM-LSL M Ⅱ )
f/4.0
フォトスタイル:L.モノクロームD(コントラスト+2.5 / ハイライト +2 / シャドー −2)
でらキレてるじゃんね
↑の写真のフォトスタイル:スタンダードのデフォ
絵作りのマジックでもありんす
コントラスト上げた方がシャープには見えるよ
って種明かしはあれども、なかなかシャープで良い感じ
LUMIX S5 + COLOR-SKOPAR 28mmF2.8 Aspherical Type I VM ( + LM-LSL M Ⅱ )
多分f/4.0までは絞ってないと思うけど、自信ない
フォトスタイル:L.モノクロームD(コントラスト+2.5 / ハイライト +2 / シャドー −2)
思ったより歪まない
なんというか、とても素直な感じにグッと来ますた
※こちらも写真間違えてた
LUMIX S5 + COLOR-SKOPAR 28mmF2.8 Aspherical Type I VM ( + LM-LSL M Ⅱ )
f/2.8と4の間
フォトスタイル:L.モノクロームD(コントラスト+2.5 / ハイライト +2 / シャドー −1
写る。(確信)
※パラメータ間違えてました
LUMIX S5 + COLOR-SKOPAR 28mmF2.8 Aspherical Type I VM ( + LM-LSL M Ⅱ )
f/2.8と4の間のハズ
フォトスタイル:スタンダードのデフォ
周辺は収差でヒョロヒョロしてます
ヒョロついててもモノクロだと別に気にならないんだよね
絵作りとか撮り方(被写体とか構図とか)との相性もあって
なんだ全然写らねーじゃん、って思っても別のシーンだと
「トゥンク♡」
ってなることはザラにあります
LUMIX S5 + COLOR-SKOPAR 28mmF2.8 Aspherical Type I VM ( + LM-LSL M Ⅱ )
f/2.8(開放でし)
フォトスタイル:スタンダードのデフォ
お前、麒麟じゃなくて可能性の獣だったのか
って気付き

このレンズ企画した人と製品化の承認した人は多分酔っ払ってたのかな?
って感じの回転ヘリコイド仕様が痺れる1本です。
回転ヘリコイド童貞だと取り扱いに戸惑うかも知れませんが、こういうレンズで遊べてると将来的にエンシェント・エルマー先生(cm表記のやつとか)みたいな強敵と見えた(まみえた)際に余裕を持って対処できますよ。


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