ご無沙汰です。
さっぱり書けなくて、ひと月以上放置していました。
時系列でお知らせというか宣伝をしつつの再開となります。
↑にてコシナの
Voigtlander COLOR-SKOPAR 28mm F2.8 Aspherical Type I VM
のインプレが公開されています。
特徴を分かりやすくするために強烈な絵作りであったり、撮り方をしています。絵作りは基本的にカメラで調整できることしかやってません。
あとシャープネスとかはカメラ側では基本弄りません。
素の写真も交えながら、こぼれ話を。
フルサイズ24MP機って画素数はそれほどでもない雰囲気が出ちゃってますが、普通に高画素機でピント等にシビアです。
絞り開けてると普通にピント浅いし、思っている以上に浅い。
フツーに使えてるのは、カメラ(AFとか手ブレ補正とかね)が物凄く高度なコトをやってるから。
ってことに、時々でも良いので想いを馳せていただけると、開発陣の日頃の苦労が報われると思います。
写真って、ちゃんと写らないのが普通です。
過程をすっ飛ばしてイキナリ写るからそれが当たり前だと思っちゃうけれども、仕組みを知れば知るほど自分はトンデモナイ事を趣味としてやってるんだなって発見があるし、ワガママを叶えてくれる自身の機材の可愛いさが37%くらいは軽くアップすると思います。
可愛さには上限がないので、可愛さが290%アップしても不安にならないでください。
一応だけど、↑みたい接写するシーンで平面を撮っちゃうと周辺部がワッショイな感じになります。
そういうところに注目して鬼の首を獲ったように振る舞うのは野暮ぞ。
写真観るときってプリントの最周辺部なんて見んじゃろ?
そこに被写体があるなら別よ。風景写真とかでも周辺まで写ってる方が
気持ち良いけど、それは用途に応じた使い方をすれば良いだけの話であって、期待する性能を得る為の代償が例えばサイズだったりお値段だったりするワケで。
そういうのと自分の体力とか周囲への攻撃性(目立つとかデカくて邪魔とか)を勘案して機材選びをするのが好ましいというか、長続きすると思っています。
ま、好きにするのが良いよ。
このレンズ企画した人と製品化の承認した人は多分酔っ払ってたのかな?
って感じの回転ヘリコイド仕様が痺れる1本です。
回転ヘリコイド童貞だと取り扱いに戸惑うかも知れませんが、こういうレンズで遊べてると将来的にエンシェント・エルマー先生(cm表記のやつとか)みたいな強敵と見えた(まみえた)際に余裕を持って対処できますよ。