シノビガミ探訪帖 鞍馬神流②
おはようございます。かなり体が重いです。(2024/02/15 12:15時点)
そういうわけでどん。
※この記事はシノビガミに登場する設定や忍法の元ネタを探る一種のメモみたいなものです。「確実にこれが正解」のようなものを押し付けるものではないということだけご了承ください。
昨日の午後は頭が回らなかったし、今日の午前は身体が動かなかったのでヤバいかもしれない。重めのデバフを受けています。
本作は、「河嶋陶一郎」「冒険支援株式会社」「株式会社新紀元社」が権利を有する『忍術バトルRPG シノビガミ』の二次創作物です。
(C)河嶋陶一郎/冒険支援株式会社/株式会社新紀元社
解説範囲
今回の記事では基本ルールブックに登場する鞍馬神流の秘伝忍法を見ていこうと思う。
汎用忍法は六大流派が終わってからね。
そして今回のサムネイルも写真AC様から。
写真AC様様です。もはやプレミアム登録した方がいいかもしれない。
画像は「京都・鞍馬駅」。大天狗の写真です。
前回使わなかった方ですね。
秘伝忍法
そういうわけでさっさと本題に入りましょうか。
長いのでこのまま突き進んでいきましょう。
・【残雪】ざんせつ
「残雪」は「春になって消え残った雪」を指す言葉だ。
前回同様、鞍馬神流の攻撃忍法の名前には自然現象の名前が付けられることが少なくないらしい。
【絶対防御】を貫通するのは残雪の「消え残った」という部分の表現なのだろうか。
今回はちょっと前回ほど親切ではないかもしれない。
・【炎天】えんてん
「炎天」は「夏の燃えるように熱い天気」を指す言葉。
もしかして春夏秋冬で攻めようとしてる?
というかよく考えたらサポート忍法の名前も結構自然現象ありましたね。【影法師】とか【陽炎】とか。
じりじりと追い詰めていく様子をじりじりと照り付ける太陽に喩えた、非常に分かりやすい表現だなと思う。さっきに比べると特に。
結構好きな忍法なので改訂で強化されて嬉しいよ。【滅苦】から【鬼影】と【刃隠】取って遊ぼうね。
・【狭霧】さぎり
「狭霧」は単純に霧の事である。
ちなみに秋の季語である。じゃあ春夏秋冬じゃねえか。次は明らかに冬だし。
描写はパッと見分かりにくいが「霧のように掴みどころのない戦い方」ということだろうか。不可解であることを霧に喩えている……とこじつけられる。
・【凩】こがらし
「凩」は「秋から冬にかけて吹く強い風」のことである。
分かると思うが初冬の季語である。それはそう。
まぁ確かに考えても見れば斜歯忍軍でも四元素の話をした気がする。
さて、凩とは木を枯らすから「木枯らし」なのである。
相手の態勢を崩すという描写の通り、【凩】が害を為すものなのは確かだろう。
・【村雨】むらさめ
「村雨」は「強く降ってすぐに止む雨」のことである。
一応季節は関係ないらしいが夏の季語ではある。もう季節モチーフはここまでで終わったのだろう。
描写の「死地に追い込む」の「死地」はシノビガミにおいての七(=死地)プロットのことだろう。要するにファンブル値を上げることの描写なのだが、強く降ってすぐに止む雨、村雨は「速さ」にも「早さ」にも関わる言葉で相性がいい。
・【十六夜】いざよい
「十六夜」は「十六日目(満月の翌日)の月」のことである。
「いざよい」とは躊躇いという意味で、十五夜に比べて50分ほど遅れてから昇る月が躊躇っているように見えるからこの名前がついたらしい。
遅れて出てくることを不調と解釈し、呪いを与える効果になった……というのは流石にこじつけが過ぎるだろうか。
・【日輪】ひのわ
「日輪(にちりん)」とは太陽のことである。
さっきの【十六夜】が月なのに対して太陽ということだろうか。
先程の【十六夜】が呪いを使うのならこちらは退魔ということだろうか。
実際月が夜(=逢魔が時)だとするなら太陽は昼で退魔の象徴となり得る。
とはいえ呪いと退魔で対比と捉えるには少し強引な気もするが。
・【朧】おぼろ
「朧」とは「ぼんやりとかすんでいるさま」のこと。
「朧な月」のように月の光に用いられることが多い。
…………月二つ目じゃねえか!!デュエルマスターズじゃねえんだぞ!!
忍法効果やフレーバーテキストから読み取る限り「自分の体を変幻させる(=ぼんやりと霞ませ)ことで強引に軌道修正する」忍法に見える。
月を「変幻」と読み解くといえば『仮面ライダーW』を思い出す。
今回は関係ないので割愛。
・【磐】いわお
「磐」とは大きな岩のことである。
まぁ自然物であることは確かである。強いて言うなら地球を岩塊と捉えるなら地球かもしれない。
効果もフレーバーも名前も印象も全然岩である。
だいたいイメージもゴツゴツメットとかを想像している。
・【雪崩】なだれ
「雪崩」とは高所に積もった雪が崩れ落ちる災害のことである。
知ってるね。そうだろうね。これもまた自然災害なのでルール通り…………いや多くない?【神槍】とか【後の先】とか【先の先】とか言ってた鞍馬くんはどうしちゃったの??
効果もそのまま地形に影響を及ぼす災害的攻撃になっている。
まぁ雪崩以外の何でもないだろう。
・【白夜】びゃくや
「白夜」とは真夜中であっても明るい自然現象を指す言葉である。
南極とか北極に近いと割と起こるらしい。
見たことない人の方が多いですね。
無数の手裏剣で空が埋め尽くされるのを明かりに満ちていると表現しているのだろうか。そんな明かりは嫌だと思うが。
ただ回避に大きくマイナスがかかるのは仕方がないと思う。
忍者は夜闇に潜むもの、闇を奪われては……ということだろうから。
・【月虹】げっこう
「月虹」とは月の光でできた虹のことである。
要するに虹というのは大気中の水分などに当たった太陽の光が波長ごとに別々に屈折する…………みたいな現象だったはずなので月でもそりゃ理論上は発生するだろう。
月の光も元を辿れば太陽光。
描写では白刃のきらめきが虹を生み出すと書かれている。
いやいやいや。いやいやいやいや。
白刃ピッカピカでワロタ。
あとがき
長く苦しい戦いだった。
今回は自然物と自然現象の話しかしていない。
鞍馬ってそういう命名ルールなんですね。(サプリから目を逸らす)
今回も実はおまけがない。
前回言った理由もあるが、シンプルに体調がよくない。
ご自愛する(日本語存在しない使用例シリーズ)。
つまり今回はここまで。
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