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シノビガミ探訪帖 指矩班①

割引あり

このネタ、無限に書けるから最強かもしれん。

※この記事はシノビガミに登場する設定や忍法の元ネタを探る一種のメモみたいなものです。「確実にこれが正解」のようなものを押し付けるものではないということだけご了承ください。

昨日、一日の7割寝てたんだけど何事???
節約するために意図的にご飯どきのタイミングを逃す癖が抜けません。
ほんとうによくない。

本作は、「河嶋陶一郎」「冒険支援株式会社」「株式会社新紀元社」が権利を有する『忍術バトルRPG シノビガミ』および『魔道書大戦RPG マギカロギア』の二次創作物です。
(C)河嶋陶一郎/冒険支援株式会社/株式会社新紀元社


解説範囲

今回の記事で取り上げるのは、基本ルールブックに登場する指矩班の流派忍法。
全流派の中でもトップクラスに好きな流派です。
忍法狩りが好きなんだから当然そう。

ちなみに今回のサムネイルは写真AC様からお借りしている。
画像は「指矩(さしがね)」。見覚えのある人も少なくないだろう。
中学校の技術の授業とかで使う気がします。
確かウチの学校は美術室にもあったはず。美術部所属の時に使った記憶があるので。

流派忍法

というわけで本題。
元ネタや語源、何かしら収穫があるといいなと思います。

・【忍法研究】にんぽうけんきゅう

最初これ??????
行き先が不安です。

研究とは「物事を深く考えたり詳しく調べたりして、真理や事実、理論などを明らかにすること。」の意らしい。
要するに忍法の理論発動プロセスを利用して対策を用意するということだろうか。

・【流転】るてん

流転」は「移り変わり続ける」ことを指す。
元は仏教において、生まれ変わり死に変わってあらゆる世界を迷い続ける姿を表す言葉らしい。

作中では流転の結果として生まれた「留まることなく形を変える変幻自在の【奥義】」を指してこの名前が付けられている。

・【目付】めつけ

恐らく由来は「目付け役」だろう。
主に武士が活躍した時代に置かれた役職で、監察の役割を持っている。

忍法の描写的にはどちらかというと「監査役として磨かれた眼力」といったところだろうか。

・【忍法回路】にんぽうかいろ

回路」はエネルギー・物質などの流れるひとまわりの通路のこと。
では忍法において回路を流れるエネルギーとはなんだろうか。
そう、コストである。

特殊忍具「魔素」は発生手段や効果などを見るに『魔道書大戦RPG マギカロギア』に登場するコスト的概念、「魔素(マナ)」と同一のものと考えられる。
挙動を見る限り、シノビガミのコスト「全」の魔素を指している。
つまり、この【忍法回路】とは「魔素(マナ)の巡る回路」、言わば専用の「魔術回路」ということになる。
実際『マギカロギア』では忍者の事を「魔法を知覚し、『忍法』と呼ばれる特殊な魔法を操る者」とされている。忍者は自覚していないだけで魔術行使者なのだ。

・【忍法学】にんぽうがく

作中に登場する設定用語として扱ってもよいだろう。
他の場所であまり使われていないイメージがあるが、『流派ブック「私立御斎学園」』にて防御系忍法の教科として「対抗忍法学」が存在することが判明した。

それぞれのフレーバーテキストを見るに【忍法学】という忍法の意味するところは「忍法学を専門として学んでいるかどうか」だろうか。
割と設定に躊躇なく組み込めると思うので是非みんなも「忍法学分野で頭角を現した」みたいなことを書いてほしい。

・【裏コード】うらこーど

要するに裏技的ハッキングツールのことだろう。
そんなものは現実に存在しない……と言いたいが実は割とある。
というのも、セキュリティ分野でよく言われるものに、「辞書攻撃」や「ブルートフォース」という攻撃方法が存在する。

ブルートフォース」というのは総当たり攻撃とも呼ばれる、要するに打ち込むことが可能なパスワードを総当たりで打ち込むプログラム、「辞書攻撃」はそれをよく使われるパスワードに絞った辞書を作成し、それを利用したものである。

これらの方法、実際に使われているので読者の諸君にはせめて辞書攻撃には耐えられるようなパスワードを心がけてほしい。

あとがき

今回もシノビガミって銘打ってマギロギの話できたから満足です。
ということはつまり次回が一番楽しみという意味でもある。
そう、次回は御釘衆。斜歯忍軍と書いてあるだけの魔術行使者、なんなら所属者の中に普通に魔法使いが混じっている。
シノビガミ関連書籍を読んでいるだけではわからない話ができるといいなと思っている。

前回はおまけを無くしたが、やっぱり忙しくない日はおまけなんて書き得なので書いていきたい。投げ銭したい人か解像度を上げたい人だけ買うといいと思う。
実は意外と意識しているのはどこにもお出ししていない新情報を書くことにしていること。マジで奇特なファンだけ読んでくれ。

というわけで今回はここまで。

おまけ

という訳でなんてことはない、今回のおまけ。
緋紅葉こと「音無 いろは」のお話。

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