丁寧に、繊細に、踊るように

7/16 ☀️
アマプラで『ジャズシンガー』をレンタルしたまま、最後まで見終わらずに寝てしまいそうだ。視聴期限がきれるまであと14時間、映画が終わるまであと1時間と少し、明日が休日だったら十分に時間があるのに悔しい。働いていると自分の人生を生きている瞬間があまりにも少なくてどうにかなってしまいそうになる。だからわたしは映画を観て、本を読んで、音楽を聴いて、文を書いて、考えて、悩むことで、自分を取り戻す作業をしているのだと思う。

7/18 ☀️
朝から日記を書いている。昨日は日記を書く暇もなく寝てしまったから、今日こそはと思い、意気込んでメモを開いてみたがまったく書けない。今日は早起きをしたからとても気分がいい。外も晴れている。そんなんじゃ書けないや。生きていくことに絶望を感じている時じゃないと。

7/19 ☔️
余裕がないと本当に本当に何もできなくなってしまう。もともとそういうタイプではあったけれど、社会にでて余計に感じている。完璧主義なところが祟って、焦って、焦って、それで上手くいかなくて、自分にイライラするだけならまだしも、人にも余裕のない話し方をしてしまう。もっとじっくり話したいのに。
何においても100%ではないと納得できない。0か100。白黒。じっくり考えて丁寧に、丁寧に、何度も考えて、でもその姿は見せずに軽やかに100%を叩き出したいのに、難しいなあ!

7/20 ⛈️
ここ数日、感情が揺さぶられることも、人の感情を揺さぶってしまうことも多くて、とうとうキャパオーバーになってしまった、心も体も。一昨日までとはうってかわって、人生への絶望感が急に襲ってきた。
どうしても上手く生きられない、たくさん迷惑をかけてしまう。余裕のなさとブレブレの芯に、他人も自分も傷つけてしまう。
人は大切な人から順に傷つけてしまうなあとつくづく思う。近くにいてくれればいてくれるほど、関わる回数が多いから当たり前といえば当たり前なのだろうけれど、どうしても甘えてしまう。我儘な私も受け入れてくれるだろうと、受け入れてほしいという望みを捨てきれず、好き勝手、感情をぶちまけてしまう。本当はもっと優しくしたいのに、大切にしたいのに、宝物みたいに丁寧に、繊細に扱いたいのに。本当は本当は大好きで、絶対傷ついてほしくなくて愛おしくて堪らないのにね。

7/21 ☁️
何かに一生懸命打ち込んでる人ってかっこいい、そういう人たちに遭遇する度に信じられないくらい心を動かされる。この歳になって余計に。色々な経験をしてきて共感することが増えたのか、はたまたただただ涙脆くなっただけなのか。
私自身、誰かと協力してなにかを成し遂げたとか、勝ち取ったとか、達成できなかった悔しさとかを味わったことは少ないけれど、その分、毎日の人生を必死に生きている。打ち込んでる、人生を生きることに。それは、それは、必死に。
明日からもね、がむしゃらに生きるんだ。必死に泥臭く生きるんだから。でもそんな姿を見せるのは私らしくないから、仕草ひとつにしても、対人関係にしても、丁寧に、繊細に、軽やかに、まるでふわっと踊っているように。そうやって明日からもしばらくは生きていきたいな💃🏻🫧

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