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会社が倒産しかかった28歳の頃

順風満帆な20歳からの会社設立売却成功、事業投資成功などお伝えして参りましたが、初めての「倒産の危機」に直面した年のお話しをお伝えします。
「経営者は孤独」と身を持って感じた1年半でした。ヒット商品が下火になった頃会社の資金も底を突き→銀行から借り入れ→その後の流れについても相談相手なし。

出資して上手く行ってる時は投資家側もノリノリです。しかし困ったな〜という時の冷たい対応は今でも忘れません。なので、一人で立て直しに取り掛かりました。まずは私の筋トレマニアっぷりを活かしてひたすら自分で目利きした筋トレ器具を輸入しました。それがなんとまたの大ヒットをすることになるとは当時は予想もしていませんでした。どん底気分だけど、打開しないと前には進めないとう事でどんどん新商品を発売してその中の一つの商品にやたらとお問い合わせを頂きました。それと同時に一番初めのヒット商品がタレントのスザンヌさんのおかげもありまた再ヒットをし、第二弾の商品も毎月売上が右肩上がりになってきました。広告費を使わずにあんなに沢山のタレントやアスリート、アイドルに商品の「口コミ」を広げて頂いた事は感謝しかありません。
第二弾の筋トレ器具のヒットはなんと今も継続して売れているのでありがたい限りです。毎月アイドルダンスグループのEのメンバーがTVで披露してくれたり、知らない所でJのアイドルや俳優さんがTVで商品を紹介してくれて週末海外に撮影で出張している時にいきなり「在庫が足りません!」と社員から電話がかかってきてました。
その商品がヒットし過ぎて自分のポケットマネーを数千万円会社に貸し付けていたのも限界!となった頃に第二回目の会社の売却を検討する様になりました。
株はすでに会社が倒産するのかな?って位の頃から買い戻していました。何故ならその個人投資家が倒産しそうならもう関わりたくないという態度が継続していたからです。そもそも会社が上手く行く時はノリノリ、倒産しそうな時は冷淡な対応なら株主としてチームワークが無いから意味ないのかなと思ってました。とても勉強になりました。

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