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60歳の父につみたてNISAを始めさせるためのエントリ② メリット編

前回のエントリを読んで、「つみたてNISAが良いのは分かったけど、60歳から始めて意味あるの?」と思っているのでは無いでしょうか。
結論から言うと、意味はめちゃくちゃあります。
今回は60歳からつみたてNISAを始めるメリットを3つ紹介します。

1.資産運用をする十分な時間がある

厚生労働省の調べだと、60歳男性の平均余命は23.84年。この平均余命は年々伸びています。
つみたてNISAの非課税期間は投資したときから20年間ですから、十分な時間があると言えます。

2.「長生きリスク」に備えられる

あなたは予想外に長生きしてしまったらどうしますか?年金だけで暮らせないとしたら、貯金を切り崩しながら生活することになります。
そうしたとき、70歳のときにお金に困らなかったとしても、90歳のときにお金に困らないとは言い切れないのではないかと思います。
その点、つみたてNISAは20年の長期投資を前提としていますから、80歳以降の「長生きリスク」に対する備えとして最適なのです。

3.今後の支出・収入が読みやすい

現役世代は、結婚、子育て、住居購入、車の購入…等の大きなコストが掛かるライフイベントが待ち構えていますが、リタイア世代は既にライフイベントを済ませているので予定外の支出が発生しにくいです。
また、現役世代の収入源は給与なので不況に伴うリストラや病気による休職が起きた際の経済的ダメージが大きいですが、リタイア世代の収入源は年金なので不況でも病気でも予定外の経済的ダメージを受けることがありません。
つまり、現役世代よりリタイア世代の方が今後の経済展望を具体的にイメージしやすい(=貯金と資産運用のバランスを考えやすい)のです。


他にも、インフレリスクに備えられる、金融リテラシーを高められる、長期投資なのにいつでも取り崩せる…等のメリットがあるんですが割愛。
長期の資産運用は現役世代が有利に思われがちですが、60歳というリタイア世代だからこそ資産運用のスタートラインに立ちやすいということをぜひ覚えておいてください。

次のエントリではオススメのネット銀行・証券について書いていきます。

今回のエントリの主な参考サイト


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