【物語は「馬鹿げた衝動」から始まる】
誰もが反対するような思いつき。
誰もがバカにするような発想。
僕はそれが、物語の始まりだと思っている。
生きていれば誰でも夢を見たり希望を抱いたり
「こうなれたらいいな」と願う。
けど、小さい頃思い描いていた夢のような人生は
いつしか叶わぬ夢と捨てられ
それを「大人になる」と定義する人もいる。
そして気づいたら
人の夢でさえも「叶わねえだろ」と心で嘲笑う。
ここで、人の夢を笑う人は、既に諦めた人間である。
本音は悔しいのだ。自分が夢を叶えられなかったのが。
だから他人の成功を願いたくないのだ。
夢を諦めた「自分の人生選択」を肯定するには
人の夢を馬鹿にするしか方法がないのだ。
まあこんなのはあるあるで、よく聞く話だ。
むしろ、そこからがスタートだ。
周りからしたら「そんなの馬鹿げている」と刺されても
何より自分自身が価値を感じていることを信じよう。
全ては衝動から始まる。
頭がいいとか勉強ができるとか、そういう問題ではない。
その衝動でいかに踏み出せるか。
きっとこの世界では、「馬鹿」になったもん勝ちだ。