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TOEIC850点のNHK語学講座の使い方、その1

無料の英語学習の味方

どんな勉強でもそうだと思いますが、勉強をしていく上で必要になってくるのは
・やる気
・時間
・学習法
の3つです。
そのうち今回は学習法に関連する部分になります。
英語を学習する上で学習方法は色々とあります。
私自身は、以前にも書きましたがスタディサプリという英語学習アプリとNHKのラジオ番組の視聴を中心にやってきて、参考書を少しだけやるという程度ですがTOEIC850点を達成できました。
しかし、その他にも学習法は色々とあって大きく分けるとこんなところでしょうか
・英会話スクール(ネットを含む)
・スマホなどのアプリケーション
・市販のテキスト
・ユーチューブやラジオコンテンツ
・映画や外国語のサイトなどを見る
・その他
この中で英会話スクールや市販のテキストはもちろん有料です。また、アプリもある程度のコンテンツが含まれたものとなると有料になってきます。
それなりに英語を身に着けようと思えば、ここの投資は必要になってくると思います。
一方で、有料コンテンツだけで学習を進めていくとかなり高額になってしまいますし、無料でも優秀なコンテンツはありますから、それらを上手に利用することは大切だと思います。
その無料で利用できるコンテンツの代表格がNHKのラジオ講座だと思います。
最近では、様々な学習にユーチューブを使う人も多くて、自分も調べてみたら英語チャンネルも結構ありました。
中には、ネイティブの方が作っているものもあって、なかなか面白いと思いました。言い回しもこんな使い方があるのかとか、文法事項も考え方がそれなりに英語を勉強してきたのに、知らなかった、と思うことはありました。
また、街歩きとか外国の風景の紹介とかも一緒にあったりしてら楽しく感じました。
しかし、英語学習の効率に関していえば断然、NHKのラジオ講座の方が優れていると思います。
理由は簡単でユーチューブは個人のチャンネルが多いですが、NHKのラジオ講座は数人の専門家が協力して、しかもラジオ局という編集のプロの支援を受けて番組を作成しているわけです。
ユーチューバーの能力が高いかもしれませんが、専門家集団との比較となるとクオリティは当然に違います。
もちろん、ユーチューブはユーチューブなりの面白さはあると思いますが、英語の能力を向上させるということでいえばNHKの方が優れていると感じています。

NHK語学のレベル

そのNHKの語学番組についてですが、どの範囲まで対応しているのでしょうか。
NHKの語学番組はCEFRと言われる言語能力を表す国際指標に基づいてランク付けしています。
CEFRは6段階に分かれていてAが初級、Bが中級、Cが上級となっていて、NHKの語学番組はだいたいBに属しています。
まとめてみると下のようになります。

筆者作成(CEFRの説明は一部省略しています)

学校教育のレベルとしては義務教育レベルの英語をしっかり身に着けていればCEFRでA2、もしくはB1の下の方には達していると思います。
NHKの番組では中学講座などは割愛していますが、おおよそそのあたりに位置しています。
そして、高校英語となると学校によって差が大きくはなりますが、おおむねB1かB2と言ったところになろうかと思います。
もし、英語を勉強しなおしたいと思ったら、この分類を参考にして番組を聞いて、簡単だと思うか、難しいと思うかで簡易的なレベル判定もできると思います。
ちなみに、筆者の場合は学習の最初に幾つか番組を聞いて、エンジョイシンプルイングリッシュは少し簡単にラジオビジネス英語は難しく感じたので、ラジオ英会話からスタートしました。

NHKラジオを聴くのは何を使う?

NHKのラジオを聴く方法は大きく2つ。
ラジオ放送を聞くのか、公式アプリのらじるらじるを使うかです。
しかし、語学学習に関しては3番目の方法としてNHKゴガクという専用アプリもありますので、こちらも選択肢になります。
それぞれのメリットデメリットについてです。
1、ラジオ放送
申し訳ないですが、これは使っていません。リアルタイムで視聴するというのはなかなかハードルが高いので私には無理でした。
2、らじるらじる
NHKのラジオ番組をリアルタイムに加えて一週間程度(番組によってはもっと長期間)聞き逃し配信を聞くことができるアプリです。
メリットとしては、上記のとおり聞き逃し配信ができるのと番組をお気に入り登録しておくことが出来るので、番組を探す手間もありません。
また、再生速度の調整や10秒スキップ、巻き戻しなどの操作が簡単にできます。
デメリットとしてはNHKゴガクのアプリと違い専用ではないので、他の番組をお気に入りにしていたりすると探しにくくなるのと、ラジオを聴く以外の追加コンテンツはほとんどないということでしょうか。
3、NHKゴガク
NHKの語学番組に特化したアプリになっています。英語に限らずフランス語、ドイツ語などの番組もこちらのアプリで聞くことができます。
メリットとしては、視聴回数などに応じてトロフィーがたまってやる気が出るということ。それから簡単な会話学習や単語学習ができるということです。
デメリットとしてはなぜか配信が1週間遅れなのと、これもなぜか「ニュースで学ぶ現代英語」が含まれていないことです。
それから再生速度の調整などもありません。私自身はNHKゴガクのデメリットが気になるので、最近はもっぱららじるらじるを活用しています。

ということでつらつらと書いてきましたが、各番組のレビューまでと思ったのがちょっと長くなったので、それは後半にしたいと思います。


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