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Behringer Centaur Overdriveを分解&解説

Behringer Centaur Overdrive届いた!
めちゃ優秀🔥
詳しいスペックを下記にまとめました。

①製品仕様:
・基板「スルーホール+表面実装」
・オペアンプ「TL072C(セカンドソース品)」
・昇圧IC「TC1044SC」
・クリッピング・ダイオード「1N60」

基板
オペアンプ
昇圧IC

驚いたのは、ケンタウルス製作において最も重要度が高いとされるクリッピング・ダイオードに、汎用ショットキーバリア・ダイオード「1N60」を使用して、ケンタウルスのサウンドを見事に再現している点。

フットスイッチは、一見普通に見えますが、基板に取り付けられた小型スイッチを、外部のシャフトで押し込むことでON/OFFを切り替える、珍しい構造になっています。
こうした部分を合理化することで、高い機能性を持たせつつ、低価格を実現しているんですね。

ON/OFFスイッチ

電池も使用OK。使用しない時は、バッテリー・スナップを、ここの穴に差し込んで収納&固定出来るのも嬉しい。こうした細かい部分まで、しっかり作り込まれてます。

バッテリー収納スペース

ここもめちゃ合理的な設計。

ポット部分
コントロール・ノブ

②サウンド:
サウンドは、オリジナルよりややゲイン高め、歪みの重心(周波数帯域)はごく僅かに低めな印象。
ケンタ特有の適度に粒子の粗い歪みと、倍音の出方は、上手く再現されているように感じました。

バッファ音は、抵抗等、基板に表面実装の部分があるせいか、オリジナルよりも、ややブライトに感じました。耳に痛い感じではなく、クリアでパキッとした印象です。

ここまで優秀だと、他のクローン要らないかも。

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