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つまり星街に励まされている。

 星街のアルバムが出ましたね。めちゃくちゃ「綺麗事」が好みです。作詞も作曲も星街本人が手がけているそうですね。

 とても星街らしい雰囲気の曲だなと感じました。ああ、自分はこういうのが好きなんだな。静かな星空の下、一人でぼーっとしているような、この感じ。星街に惹かれ続ける理由が、ここにある気がします。

 「まだ私はここにいるぞ……!!」そんなふうに語りかけられているようで。星詠みに向かって叫ぶでもなく、囁くでもなく、ただ静かに伝えているような。タイトルも歌詞も、彼女の一貫したスタンスが表れた一曲ですね。激しさはなくとも、「天球」や「Stella」、「GHOST」にあるような星街らしさが生きています。

 こういった曲が今も生まれるのは、彼女の変わらぬ姿勢によるものなのか、それとも昔からの星詠みへの定期的な報告のようなものなのか。真意はわかりませんが、これが「新星目録」の締めであることを思うと、そんな妄想が浮かびます。

 そんな星街ですが、あるショート動画を見つけました。ここにも彼女の魅力を感じたので、載せておきます。

 こういった静かな夜を感じさせる曲を星街が歌うと、どこか「独りじゃないよ」と励まされているような気持ちになるんですよね。