タイ・バンコク編
我が人生の中で一番訪れた回数が多い外国はタイだろう。初めてのタイ入国はかれこれ30年以上前の事だ。ネットのない時代に得られる情報は、主に本か口コミ。その時は何気なく読んだ旅行記にあったタイ、バンコクのカオサンロードの胡散臭さを体感したくて気合いを入れて鼻息荒くやってきたのを思い出す。そんな初バンコク旅から現在までの変貌ぶりを目の当たりにしてきたのもあり思い入れは半端ない。そんな刷り込みがあったからか何度訪れても飽きることはないんですね。しかし、いろんな国で切ってきたこの髪も第二の故郷的なタイでは何故か未経験。何度目か数えてないのでわからないが、今回ばかりは切ってみようと固く決意のタイ紀行。
成田発のLCCを利用すると到着するのはドンムアン空港。そこから鉄道で約1時間かけてホアランポーン駅に到着。駅近くの定宿に部屋を取り、夕闇せまる街に繰り出した。
インスタ映えるラチャダー鉄道市場にやってきた。此処は色とりどりのテント屋根が綺麗なので有名だが、少し早すぎたか。しかし正面の雨雲がこっちに向かってきてるのは間違いなく、早々に地下鉄の駅に逃げ込んだ。その刹那まさしくバケツをひっくり返したようなどしゃ降り。助かった。
タイ式マッサージを受けにやって来た。このストリートには普通のタイマッサージ店と所謂セクシー系のマッサージ店が混在している。セクシー系でも通常のマッサージは受けられるのだが、違う目的でやって来た客は決してウエルカムでは無いだろう。ここはタイ式マッサージを一時間じっくり受けてタイ気分をさらに盛り上げるのだ。
さて、ホテルに帰ろうとソイスクンビット23通りをのこのこ歩いていると、時計屋の奥に床屋発見。雰囲気も佇まいも良いじゃないか。物欲しそうに覗き込んでいると中からオヤジさんがおいでおいでしてくれた。
着席。注文はいつもの通りお任せで。
早速バリカンで後ろと横をかるく刈り上げていく。薄くなった頭頂部を手の甲でポンポンと叩き笑顔でなんか言ってきた。此処は切らないぜ、そう言ったように感じたのでうんうんと頷くとさらなる笑顔でもうひと叩き。
100バーツ支払って終了。
初日にしてミッションコンプリート。
さて屋台にでも繰り出してビール飲もう。
#バンコク #世界の床屋から #旅行記 #アジア #タイ旅行
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