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レンタカーで行く一週間アメリカ横断の旅!その3:Day2-① ハリウッドからのルート66へ突入編!

Middle age heads to Hollywood!

中年どもはハリウッドへ向かう!

アメリカといえばMOTELですね

旅の始めから時差ボケに翻弄される三人組、今朝は自然と早起きです。まだ薄暗い早朝6時30分、ロサンゼルスのMOTELを後にして、向かうは「Hollywood」!

映画の聖地にして夢の殿堂、ハリウッド。チャイニーズシアターや“Walk of Fame”といった定番スポットは外せません。スターたちの名前が刻まれた歩道を眺めながら、「あの俳優、名前だけは知ってるけど映画見たことないな」なんてひそかに思ったり。そして忘れちゃいけないのが、あの有名なHollywoodサイン。見つけたらテンションが上がること間違いなし!
まだ眠気の残る頭を振り払いながら、映画の都の魅力を味わいに向かいます。

チャイニーズシアター!
ドナルドダックも足形残していたとは!

朝のハリウッド大通りは、まだ人影もまばらで静けさが漂っています。賑やかな昼間とはまるで別世界。そんな中で目に飛び込んできたのが「チャイニーズシアター」。なんと今では中国の大手家電メーカー「TCL集団」の手により、「TCLチャイニーズシアター」と呼ばれているのです。命名権の期限、そろそろ切れるんじゃないかしら?なんて、どうでもいいことを考えながら眺めていました。

早朝のため、劇場前の広場には立ち入れず、柵越しに有名な足型を覗き込みます。俳優さんたちの名が刻まれた足型や手形、さらにはキャラクターたちのものまで、まるでテレビの中に入り込んだような景色が広がっています。見覚えのある名前に思わずニヤリとしながら、じわじわとワクワク感が高まってきました。

その後、通りをぶらりと散歩してから次なる目的地へ。向かうはマウント・リーの象徴的ランドマーク、「Hollywoodサイン」です。サインがよく見えるというレイク・ハリウッド・パークを目指し、レンタカーを走らせます。

ハリウッドサインをこの目で見られる日が来るとは!

路上駐車の列に車を滑り込ませ、ほっと一息。まだ朝の8時前だというのに、既に多くの人が集まっています。さすが人気のスポット、早起きは三文の得どころか「絶景の得」といったところでしょうか。我々も負けじと丘の上に立ち、スマホ片手に記念撮影の嵐。もうポーズのレパートリーが尽きそうです。

ちなみに、このハリウッドサインは、このあと行われたパリオリンピック閉会式で話題をさらった場所でもあります。トム・クルーズが五輪旗をロサンゼルスまで運ぶという演出、そのクライマックスで登場したのが、五輪にアレンジされたこのハリウッドサイン。映画スターと五輪、なんともアメリカらしい派手な演出です。そんな先のことはつゆ知らず「大分の宇佐(USA)の山にも”USA”の看板あったなぁ」なんてこと考えつつ、しっかり観光地気分を満喫しました。

Oldest existing McDonald's

現存する最古のマクドナルド

「M」じゃない!
60’Sの映画みたい!

空腹を抱えた三人が向かったのは、ロサンゼルスから少し走ったダウニー市にある現役最古のマクドナルド。「日本で言う朝マックだね」と期待を胸に車を走らせます。その店は街道沿いの角地に位置する、いかにもアメリカらしい郊外型店舗。本物のミッドセンチュリーのレトロアメリカンな店構えに思わず「これぞアメリカ」と心の中で拍手。

店先に立つ看板を見て、思わず目をこすります。お馴染みの「M」ではなく、なんと「U」を逆さまにしたような形!看板の上にはどこか見覚えのないキャラクターが鎮座しています。これがレトロなアメリカの風情ってやつでしょうか。

店に向かうと、カウンターにはすでに行列ができていました。さすが本場のマクドナルド、朝から賑わっています。メニューを覗くと、日本の朝マックとほぼ同じラインナップ。「Sausage McMuffin」にハッシュポテト、そしてアイスコーヒーをオーダー。違いは……お値段です!お会計で「1,500円ほど」と言われ、三人とも小声で「なんかすごいね」とため息。アメリカの物価の高さを朝食一つで再確認する、なんとも贅沢な朝のひとときでした。 

郊外に出ると大陸来た感すごい!
ROUTE66!

We will be taking Route66

ルート66を走るのです!

高級朝マック(別名:円安の洗礼)を堪能した我々は、次なる目的地に向けて北東へ車を走らせます。目指すは、映画で一躍有名になったあの「バグダッド・カフェ」。ルート66沿いに佇む伝説のカフェです。実は現存しているとは思っていなかったのですが、旅の情報を調べているうちに発見し、「これは行かねば!」と即決。

今回の旅のスタイルは、とにかくフリースタイル。ルートも宿泊地もノープランが基本です。その日その場で気になった場所に寄り道し、いけるところまで行って「ここらで泊まるか」と決める行き当たりばったり。唯一の目標はニューヨークのJFK空港発の飛行機に間に合うこと。それ以外は、まさに気分任せのアドベンチャーです。

途中、念願の本場ウォルマートに立ち寄り、飲み物やお菓子を大量に買い込んでから再出発。次の目的地バグダッド・カフェは、135マイル(キロにすると約220km)先、車で約2時間のドライブです。アメリカの広大な大地を感じながら、旅のテンションはますます上昇中!さて、あの映画の世界がどんな姿で迎えてくれるのか、期待に胸を膨らませながら車を走らせます。

続く


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