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子ども用の運賃と料金(乗車券と特急券)の考え方について

子どもが生まれてからは、久しく旅行なんて行ってないし予約の勝手が全くわからない!あるいは子どもを連れての旅行って、夫婦だけの旅行と違ってどう違うんだっけ?とはてなマークがいっぱい浮かんで、それで面倒くさくなって旅行自体やめちゃう人も多いんじゃないでしょうか。わかります。僕もそうでした。でもコツさえ掴んだら難しいことはないです。

ここでは、列車の運賃の考え方について整理しますね。

子どもは小学生になるまで、原則として子ども運賃はかかりません。なので、基本的には大人の運賃のみで大丈夫です。
ただし、指定席の座席を利用する場合は小児用の乗車券・特急券が必要です。お盆やお正月の帰省ラッシュ時、子ども分も1席確保したいという場合は、未就学児であっても子ども運賃での乗車券・特急券を準備しましょう。おおよそ、大人用の乗車券・特急券の半額です。

「幼児」、「乳児」の運賃・料金
「幼児」、「乳児」は無料ですが、次の場合は「こども」の運賃・料金が必要です。(1)「おとな」または「こども」1人に同伴される「幼児」の人数が2人を超える場合(3人目から「こども」の運賃・料金が必要です)。
(2)「幼児」「乳児」が1人で指定席、グリーン席(自由席グリーン車を除く)、寝台等を利用する場合。
(3)「幼児」が単独で旅行する場合。
(JR東日本サイト)https://www.jreast.co.jp/kippu/06.html

上記のルールをそのまま受け止めれば、自由席であれば、乗車券や特急券を持たない子どもが1席分利用すること自体は問題ありません。お盆などの時期にとても混雑した新幹線で、デッキだけでなく通路にも座席がない乗客で溢れているみたいな日には、子どもを大人の膝に座らせるような配慮を行ってもよいかもしれませんが、運賃規則上はそれが必須ではないということは頭の片隅に置いておいてもよいかもしれません。(なお、私個人としては、そのような日の移動では確実に座席を確保したいため、指定席を確保する=別途乗車券と指定席特急券を準備するようにしています。)

普段の休日であれば、東京駅など列車の始発駅で発車時刻に余裕を持って並べば、自由席は比較的容易に確保できます。ただし、東北新幹線などの一部列車には自由席の設定がないものもありますので、事前に調べておきましょう。

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