環境構築はいつも面倒だ#03: venvの使い方
いつもやり方を忘れたころに必要になり、調べるので忘備でメモしておきます。venvの仮想環境を作成する方法と、Jupyter Labで仮想環境を使う方法
例えばvonvという仮想環境を構築したいときは以下のコマンド
python -m venv vonv
これにより、vonvというディレクトリが作成される。そしてその中に環境のアクティベート、ディアクティベートのバッチファイルがある。これを実行することで仮想環境の切り替えができる。デアクティベート後状態では本環境(?)に戻ってPythonが実行される。仮想環境が不要になったらディレクトリごと削除する
仮想環境のアクティベート(これにより、プロンプトの前に(vonv)という表示がされる。この状態は仮想環境下にいる)
vonv\Scripts\activate.bat
仮想環境のデアクティベート
vonv\Scripts\deactivate.bat
ちなみにディレクトリはWindowsにおいてPythonのホームディレクトリとなる以下に作成された(これは作成した際の現在位置がそうだからだろうか。ディレクトリ移動してどこか別の場所で作成してもそうなのか、暇なときに確認したい。コマンドプロンプトも通常ここのディレクトリで起動する)
C:\Users\yourusername\
Jupyter Labを仮想環境で起動する場合は、いったんアクティベートしてからJupyter Labを起動する。例えばJanomeが本環境にはいないとして、仮想環境側をアクティベートの上で以下のような感じでインストールし、
pip install janome
そのままvonvがアクティベートされた状態でJupyter Labを起動
jupyter lab
ノートブックで以下のようにしてライブラリ一覧を見てみるとJanomeがいるのがわかる
!pip list
でもいったんJupyter Labを終了し、仮想環境をデアクティベートしたうえで再度Jupyter Labを起動、もう一度ライブラリ一覧を見ると本環境にJanomeがいないのがわかる
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