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英語子育て 失敗例を知っておく②
親は
「怒れてしまう」
ものです
英会話先生40年
生徒には 怒りを感じず
この手がダメならあの手で と根気よく付き合えました
「よし この調子で」と帰宅して
子どもが約束を守れていなかったりすると
瞬間沸騰して
泣かせてましたね
それが親(泣)
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火事の現場に居合わせたら
生徒を助けるために
水をかぶってから火に飛び込む
子供を助けるために
とっさに火に飛び込む
こんな違いがあると思います
さて 絵本や教材(?)選びですが
教えたいモードを隠せない保護者さん
私のライブラリーでの絵本選びも
(①の内容の繰り返しですが)
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何となく 先生目線で選びがち?
(親の愛溢れてる〜ズレつつ‥)
その目線 忘れて下さい
絵本読みは「教える時間」ではありません
絵本を楽しむ時間です
大人も
ほっこりするわ / 絵がかわいいー
泣けるわあ / キュンとくるわー
深いわー
喜びを子供と一緒に共有したい本を
選んでください
日本語の意味問題!
子供の年齢が上がるにつれて
又
早くから知的要求の高い子がいて
「意味」
を聞かれる事があります
(俗に言う「頭がいい」とは別の個性です)
こんな時 「日本語の意味」を与えると
手っ取り早いかもしれません
でも待って!
絵本を読んでいれば
たいていは 絵の中にヒントがあります
保護者の方もわからなかったら
「$@*#〜かな?」「 何かなあ」
と一緒に考えてみて下さい
わからない言葉の頻度が あまりにも多い場合は
その絵本を「また読もう」と
いったん置いて
「わかる本」 =「楽しめる本」にしましょ〜
わからない本が楽しいはずがありません
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メディア(視覚素材)
見せているだけ?
保護者の方も内容を一緒に把握して
真似したり使ってみたりして下さいね
映像に出てくる会話を
"親子" 又は "スクール" のどちらかで
体験できる事!
これは 言葉の習得に必須です
子どもが使った英語には必ず内容に反応してあげて下さい
子どもが "Water please."と言ったら
「英語を言えてえらいね」は だめ ! です
Here you are.と言って
飲み物をあげられれば最高
(日本語で「はいお水」でも「えらいね」よりはマシです)
子どもが 言葉を言い間違えても 直しませんよ
母語を覚え始めた時
舌足らずの子どもが うまく言えなくて
「とんころもし」
と言っても
「あ、とうもろこし食べたいの?」
なんて 返事をするだけで ゆっくり
「と ・う・も・ろ・こ・し」
なんて聞かせて言い直させませんでした
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言葉は「使ってこそ」です
暗記的な記憶は 「忘れます」
覚えさせようとしないでください
とにかく「量」
日本語だって しばらく聞かなくなった言葉は
忘れます
英語に触れる機会は 日本語の10分の1?
外交官家族や国際結婚でもなければ
保護者の方の努力で
「量」をカバーするしかないですよね
ご自分の「やり直し英語」を継続できなかった人も
英語子育てを継続できる人は多いと思います
私でよければ 愚痴や不安をお聞きしますよ
(遠くの方、メールでも)