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地域猫活動手順4【不妊去勢手術】

前回の記事はこちらです。地域猫活動についてはマガジンにもまとめてありますので、参考まで。

手順4まで来て、やっとそれらしい活動開始です。
しつこいですが、いきなりこれから実行してしまう活動は地域猫としては失敗に終わる可能性が極めて高いため、必ず手順0から初めてください。

全頭の不妊去勢手術と手術済みの印である耳カットが必須です。オスは右耳、メスは左耳の先端をV字にカットするのが一般的です。

V字カットは喧嘩傷と見分けがつかない場合もあり、先端を水平にカットする方法をとる場合もあります。雌雄によりカットする耳の左右は、あまり意味を持たないので気にする必要もないという意見もあります(左右を間違えてカットしてしまうミスもあります…ごめんなさい)。

自治体の地域猫要綱等で決まっている場合があるため、最初に要綱を熟読し、自治体職員に確認しましょう。

おっとその前に。手術をするためには捕獲する必要があります。捕獲は基本的に捕獲器を使用してください。最近は市町村や保健所でも無料で捕獲器を貸してくれます。細かい捕獲方法は別記事で紹介します。

一度に多数、できれば全頭捕獲しましょう。数回に分ければ分けるほど、全頭手術済みにするハードルが高くなります。

次はこちら

本記事はホームページ上のブログ「本気で挑む地域猫活動」という記事の抜粋です。全文が気になった方は是非お読みください。


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