FGOソロモン映画 感想
冠位時間神殿ソロモン、見ました。
以下個人の感想です。ネタバレあり。思ったままを垂れ流し。
バビロニアに続きソロモンも、悪くはないけど好きでもなかった。キャメロットは面白かったので、差は何か考えると、キャメロットは主人公がベディで終章は藤丸だったことにあると思った。
ゲームの主人公はあくまで私であり、藤丸(CVノッブ)ではない。だからアニメで藤丸を見ると、私じゃない主人公がみんなを引っ張っていて、その世界を生きていて、違和感を感じてしまう。藤丸に感情移入ができない。故、のめり込めない。
逆にロマニやマシュに対してはゲームと思いが変わらないし、主人公が彼ら自身だから大変だったね…偉いね…生きて…😭ていう涙が出る。藤丸が頑張っててもこの人がんばってるな〜になっちゃう。だからアニメ0章のロマニとマシュの、藤丸がカルデアに来る直前までの物語はかなり好きだった。
あとは、私がポエム苦手ってのがある。終章はゲーティアの人理消滅させたい思いがあり、ロマニの10年間煮詰めた思いがあり、マシュと藤丸それぞれの決意がある。
この心情をを語ってる最中はストーリーの展開が止まる。ずんずん前に展開してほしい身としては、思いの吐露はちょっと辛い。特にゲーティアのよく喋ること。良いから早く倒されて!
戦闘シーンはキャメロット後編がただただ凄すぎた。比べるものじゃないんだけど。目が追いつかないくらい目まぐるしく動きに動く戦闘の数々がキャメロットにはあった。ソロモンもう一回見たいかと言われるとそうでもないけど、キャメロット後編はもう一回見てIGの作画でぶん殴られたい。ソロモンの鉛筆描きっぽくなって白く消えるやつ、なんかここ?みたいに思ったはずなんだけどもうどこのシーンだったか忘れてしまった。
作画といえばサトステFGO同人誌買いたいので出してほしい(唐突)
あと、終章の序盤の熱いシーンって、縁を繋いだ数多のサーヴァントが助けに来てくれて魔神柱と戦うところだと思っている。実際映画でもみんな来てくれてで嬉しかった。ニトちゃんも3カット出てきたし!
とは言え、尺の問題もありほぼ立ち絵。終章ゲーム内唯一の笑い所のサーヴァント同士の掛け合い、全カット。これは仕方ないのは分かる、キリがないから。
ただ、動きのある人はどうにか声つけられなかったものか?
喋ったのってジャンヌ、幼年時代のアレクサンダー、サンソン、ネロ、ヴラド(槍)、ナイチンゲール、エルキドゥ、ドレイク、ギル(弓)、くらい?あと定かではないけどベディ、アマデウス?
アルテラさんとかケツァルさんとか、すごいかっこいいシーンだったけど無言のまま消えて、喋らんのかい!てちょっとガクッとした。Fateシリーズとして植田佳奈は喋るんか?と思ったらそこも無言だったし。でもギルはゲーティアに対して独り言言ってたんだよ、なんの差なの?
とにかく、もうちょい声優さんにお金かけてくれると嬉しかった。仮面ライダーみたいにふんっ!とかぐぅっ!とかうわーっ!みたいなだけでもいいから欲しかった…声ないからサーヴァントの皆様やたら無表情だったんだろうか。
レフが「ありがとう!そして、さようなら!!」ていうところはどうしても(クレイフォーサイトだw)てニコニコしてしまうプロメア脳の我だった。レフ教授意外と気持ち悪くなくて、もう一回ゲームシナリオで気持ち悪さ味わおうと思った。顔も含めてさっぱりレフ教授だった。
音楽は非の付け所がない!完璧!映画館で聞くFGOのBGMの数々、テンションあがる。良いシーンに良いBGM、最高。キャメロットに引き続きマシュの盾のグワァワァワァンって響きがめっちゃ好き。
総評、悪くはないんだけど期待してたほどではなかった。ロマニのシーンは全部泣く。
次はゴッフがFGOの世界で喋るのを楽しみに生きるぞ!!
最後。
映画でも岩窟王が彼氏面してた最高だったよ