飼い主と飼い犬。
もうかれこれ10年弱、犬と関わる仕事に従事している。
最初は大変だけれども、犬が好きだし、たくさんの犬とふれあえることが楽しかった。
綺麗にシャンプーしたり、可愛くカットしたり・・・グルーミングの仕事も大好きだった。
しかし、ここ1~2年で私の覚悟はさらに強度を増した。
私はドッググルーマーとしてはもちろん、飼い主にも「覚悟を持って本来の犬を理解して、犬としてあるべき姿の素晴らしさ」に気がついてもらいたいという意識を持つようになった。
飼い主と犬が本音と本音で信頼関係が築けた時、それまで以上に最幸に愛しいパートナーになれるのだ!と、私はそう思う。
さて、本題。
飼い主と犬は同調する!これは自信を持って断言する。(笑)
簡単に言い換えると、犬をの行動を見れば、飼い主の素性もわかるってもんです。コワっ。(笑)
でも大概そうなのね。
問題がある犬ほど、飼い主の気持ちと行動はチグハグだし、
逆にとっても素敵なパートナーシップを築かれている飼い主様と犬は、いい意味で纏っている空気感が同じ。稀に顔立ちまで似ていることもしばしば(笑)
別に犬に問題があるからってそれで飼い主を責めようとは思わないけれど、
その問題行動によって自ら悩みのスパイラルに陥り、「可哀想な飼い主」的な悩み相談をされると心底怒りで震えそうになる。←
「だって知らなかった(誰も教えてくれなかった)」「本やネットにはこう書いてあった」「近所のワン友にすすめられた」
悪いが上記の言い訳は一番聞きたくない!他人のせいにして情報クレクレ言ってるだけなんて、胸くそ悪いぜ。
私はいつも、「問題行動をしているのは犬であるが、問題があるのは飼い主だ」と言っている。
飼い主に泣かれることもあるけれど事実だし、この衝撃の一言でちゃんと目覚めてくれる人もいる。
私は善人ではない(どちらかというととっても意地悪なのだけどw)が故、万人に理解されなくてもいいと思っている。
私の言葉が響かなかったとしても、それが悪い訳でも間違っている訳でもない。ただお互い引き合わなかっただけなのだ。
そういう飼い主は他のしつけ教室に行ってちゃんと学べばいいと思う。以上。
さ、私情が混じりやや文脈がズレたが・・・
飼い主と犬が同調する
ってことは、飼い主も犬もお互い完全に心を読まれているということ。すなわちウソも見破られてしまうってこと(笑)
おもしろいほどに愛犬とどの場面でも同調するのだと気がついた時、猛烈に可愛いと思えた。そして本気で愛してやろうじゃないかと誓った(笑)
そしたらあちらさんもそうしてくれた。」
あ~、これ、人間関係そのまま同じだな~。なのに対人間だとうまくできないんだよな。。。わかってるのに。
「その場の空気を作っているのは率先して自分である」
それにまわりを巻き込めるかどうか、それは自分の覚悟次第である。
飼い主と犬。=居心地のいい距離感で最幸なパートナー。
Yoshimi