2日

昨日までの疲れでくたばっている時間もないまま、次の作品の顔合わせに行ってきた。『宇宙戦艦ティラミスⅡ 蟹・自分でむけますか』だ。長い。打つのがめんどくさいので、今後はティラステ、もしくは蟹と打つ。

現場は相変わらずの和やかな雰囲気だった、いつものメンバーの中に、新しい顔がある。今回から仲間になるキャストだ。みんなとても素敵な顔つきをしていた。見習わなければ。少しピシッとさせてもらった。自分の席に座る。座席の位置的に3番手のようだ。こわい。

目の前には台本と、諸注意のペラがあり、すでにキャストの数と台本に書かれている人数がかみ合っていない。覚悟はしていたが、やはり今回もそうきたかと、震えてきた。とはいえ現状そうなっているだけで、実際どうなるかはわからないのだが、なんだろう、武者震いなのか、恐怖のすくみなのかはわからないものがある。本読みに入る。

終始爆笑だった。今回は総合力が大事なように感じた。本気でみんなで遊ばなければならない、そんな気持ちがしっかり芽生えた。ティラステにおいては1番重要なことだった。なんだかこの日はかっこよかった演出家の言葉に力をもらい、この作品におけるエネルギーがまとまってきた。新しいキャストの皆さんの顔もほころんでいるように見えた。初演の自分たちを見ているみたいだ。今日の本読みと顔合わせを経て、この台本がどう立体化していくかわからない点は、初演となんら変わっていない。逆に安心している。

約1ヶ月、全力で準備に入る。

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