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2019/07/30 竹島領空侵犯、ホルムズ海峡の有志連合、山火事相次ぐ
毎週開催している「国際情勢を語り合う会」の内容を備忘録もかねて記しておきます。実際に話していた内容にその後発生したことやちょっと調べたことなども入ってます。
①竹島上空で韓国軍がロシア軍機に警告射撃
日本の領土である竹島は現在韓国が実効支配していますが、ロシア軍機が竹島上空の防空識別圏内に侵入したとして韓国軍は警告射撃を行ないました。
警告射撃はしませんでしたが、同時に飛行していた中国軍機も韓国の主張する防空識別圏にはいっていました。
竹島は日本の領土なので日本から見ると、ロシアも韓国も中国も人の庭で何勝手なことしてんだよ!、ということで抗議はしたようですが、それ以上のことはなかったようです。
ここで注目すべきは2点。
1、竹島は日本の防空識別圏の範囲外であること。
2、中国がロシアとともに日本海進出のタイミングを狙っていること。
中国は南シナ海で確実に領海を広げてきており、日本海もそうならないように注意しておいたほうがよさそうです。
②アメリカ ホルムズ海峡の安全確保のため各国に有志連合への参加を呼びかけ
中東にあるホルムズ海峡は日本の輸入している原油の8割が通過するところで、ここを安全に航行できることは日本のエネルギー政策上非常に大事です。
しかしながらイラン情勢が不透明でここを安全に航行できるとはいいきれない状況となっており、そんな中ここを安全に航行できるようアメリカは各国に有志連合への参加を呼び掛けています。
ホルムズ海峡は日本のエネルギーの大半を頼っているところであり、ここは有志連合に参加するかどうかはともかく自国のエネルギーを守るために自衛隊を出動させざるを得ない感じでしょうか。
それと同時に危険な地域を通らないと運んでこれず、環境に厳しい石油ベースの発電を見直す必要もありそうです。
③山火事相次ぐ
サハラ砂漠からの熱波でヨーロッパでは40度を超える猛暑となっています。ヨーロッパは湿度が低く日本と違いジメジメしないので多少高温でもなんとかなり、また環境問題への配慮からエアコンの普及が日本ほどではないようです。
同時にポルトガルやフランスで山火事が報告されてます。
日本の夏はジメジメして過ごしにくいですがメリットがあるとしたら山火事が起こらないことでしょうか。
ちなみに山火事というのは不届き者が山でたばこを投げ捨てたりして発生するというのではなく、気温が高いところで枯れ葉が風で擦れた摩擦熱で自然に発火するケースがほとんどですので人間が発生を抑えることはほぼ不可能です。
またなんと北極圏でも山火事が報告されています。
温暖化対策待ったなしの中、最近ちょっと見直しが入ったとはいえ日本は依然として環境に厳しい石炭火力を推進中です