【リアルとVRで同時開催するキャラクターショー】サンリオピューロランド「Nakayoku Connect」を観てきた
サンリオピューロランドとVRChat上でリンクした内容のキャラクターショーが毎日同時開催されている「Nakayoku Connect」をVR/リアルの両方で体験しました。
「Nakayoku Connect」に興味を持ったのは、脚本・演出に劇団「柿喰う客」の中屋敷法仁、振付にダンサーの中村蓉、中屋敷南がクレジットされていて、これまでたくさん作品を観ている好きな劇団・ダンサーだったためです。
先にVRChat上のショーを自宅で体験。VRChatはMeta Quest
などのヘッドマウントディスプレイ型のデバイスにも対応していますが、「Nakayoku Connect」が対応しているのは現在PC版のみです。通常のディスプレイではどうしても没入感は薄れるので今後の対応に期待します。
私が参加した回は上演時間になると20人ほどのアバターが参加。実際のピューロランド内で販売されショーで観客が使う「ミラクルハートライト」というアイテムはVRChat内でも配布されアバターが手に持つことができます。振ると光が流れてショーを盛り上げる事ができるため、参加しているほとんどのアバターが振って楽しんでいました。
前半はピューロランド/VRChatで同じ曲を使いながらも、別のキャラクター、演出でのショーが進みます。後半になるとピューロランドからVR側への呼びかけがあり、ピューロランドではディスプレイ上にVRChatの様子が、VRChat上では現実のピューロランドの様子が映し出され、両方の観客が一体感を持つことができました。
続いて、リアルのショーを見るためにピューロランドへ。
LEDやレーザーなどの派手な演出、キャラクターのダンス、多数の観客が歓声など、やはり現地で観る方が迫力があります。
PCを持ち込んでVRChatとリアルのショーを同時視聴するということも試しにやってみたのですが、ショーの演出だけでなく、観客同士もリアル/VRの間でインタラクティブにやりとりできる仕掛けがあっても面白いのでは無いかと思いました。
ピューロランドで販売されている「ミラクルハートライト」、現地で持っている人は少なかったのですが、曲に埋め込まれた特定の周波数に合わせて発光パターンが変わるという仕組みのため、ピューロランドにいなくても曲を流せばショーと同じポイントで発光パターンが変わります。自宅でもショーを楽しむためには必須のアイテムです。
今後もでリアルとバーチャルで同じショーを楽しむというスタイルは広がっていくでしょう。ぜひ2つ世界が繋がるという新しい体験をしてみてください。