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Pepperアトリエ秋葉原の思い出
Pepperで開発者の多くがお世話になった開発コミュニティの中心地、Pepperアトリエ秋葉原が閉館しました。
秋葉原に行った際に立ち寄ってみると、大量にいたPepperは既に撤去された状態でした。
こちらはPepperがたくさんいた頃のアトリエ秋葉原の写真。
ロボスタにアトリエ秋葉原の振り返り記事が出ています。元は中の人だった梅田さんの記事らしく、前から不思議に思っていた「なぜアートギャラリーが入居する3331アーツ千代田にあるのか?」とか「他の技術コミュニティとちょっと違うPepperコミュニティの魅力」の理由の一端が分かった気がするとても良い記事でした。
初めてアトリエ秋葉原を訪れたのは2015年7月26日。当時のワークショップ申し込み履歴が今でも残っています。
はじめての開発ワークショップ、同席したのはこの手のIT系の勉強会ではめったにお目にかからない結構な年齢のご婦人。Pepperを動かしたい一心で初めてのプログラミングにかなりの熱量を持っていたのが記憶に残っていて、多様な人を引き寄せる場であるのを強烈に印象付けられました。
今年の5月にお亡くなりになったマジシャンのマッキー小澤さんも、Pepperコミュニティでしか出会えなかったと思う人の一人です。
コミュニケーションロボットが引きつける魅力なのか、技術者以外も含めた参加者の多様さが刺激的なコミュニティでした。
ワークショップに参加したり(Pepper x TensorFlow)、
イベント手伝ったり(オープン設備制御研究会)、
イベント後に近くの中華屋(リンハウス)で飲んだり、
とても居心地の良い場所でした。
自分がこのコミュニティで中心的に何かをしたわけではありませんが、ほんの少しでも関われた事がうれしく思える場所でした。
関係者のみなさま、長い間の運営、本当にご苦労さまでした。
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