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舞踊譜とラバノーテーションとシステム化のメモ

個人的に「ChatGPT演劇システム」として台本を介した演劇のAI化の方法を色々と試しています。
次の試みとして「ChatGPT身体表現システム」を作りたいと思い、身体表現では演劇の台本にあたる中間言語として「舞踊譜」があることを知りました。中でも代表的な舞踊譜である「ラバノーテーション」やそのシステム化に関する調査をした際のメモです。
この分野に詳しくないため、他に有用な情報があればコメントなどで教えていただけると幸いです。


ラバノーテーション

序:ラバン身体動作表現理論についての、事典的な説明 中田亨

舞踊譜とシステム化

Microsoft Applied Robotics Research Library

MicrosoftのKinnectのモーションをJSONフォーマットで表現する試み。
ソースコードはGithubに公開されている。
ラバノーテーションへ変換するコードもあり。

AI Choreographer
Music Conditioned 3D Dance Generation with AIST++

研究でよく使われているダンスモーションのデータセット

アドバンストコレオグラフィ

ダンサーの動きのサンプリングからコンテンポラリーダンスを創作する試み。モーションデータを分解、振付の部品とし、それをアプリで合成したものを新しいダンスの動きとして使う。

ラバノテーション Labanotation とコンピュータテクノロジー

モーションキャプチャデータからの舞踊譜Labanotationの生成

https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_uri&item_id=52814&file_id=1&file_no=1

舞踊のデジタル化 : モーションキャプチャとLabanotationの利用

Labanotator

ラバノーテーション用のエディタ

指示書と身体表現

フルクサスによる「イヴェント」の実演方法をめぐって 小野寺奈津

https://www.jstage.jst.go.jp/article/bigaku/68/1/68_61/_pdf

身体企画ユニット ヨハク 「スクランブル交差点」

エクセルで作られた舞踊譜を元に上演

神村恵「無駄な時間の記録」

”スコアを元にダンスを立ち上げるプロジェクトです。このプロジェクトでは、スコアによってダンスを正確に記述・保存することより、それを用いることでダンスを一旦作者の身体から引き離し、それを巡ってフラットで開かれたコミュニケーションを立ち上げ、新たな表現の形を生み出していく可能性に着目しています。”

その他参考情報

バウハウスダンス

Zbigniew Rybczyński - Tango


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松下祐介
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