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【英語勉強法】英文法は九九と同じ。九九を覚えると自動的に計算できるように、英文法は、省エネするためのもの。
はい、どうも、やまちゃんです。
英文法は、最初に学んだほうがいいよ、というお話です。
なぜなら、英文法は九九みたいなものだからです。
九九は、掛け算の自動化ですよね。
九九を覚えていなくても、例えば、8x7なら、8+8+8+8+8+8+8と足していけば答えはでるのですが、面倒です。
九九を覚えると、8x7=56と、いちいち頭の中で計算しなくても自動的に出てくるので、すごく楽になります。
覚えていれば、省エネですよね。
英文法は、九九と同じように、省エネの役割を果たします。
英文法を覚えていない場合を考えてみましょう。
英文法を覚えていないと、一つの英文とその英文の表す意味が、1対1となってしまいます。
どういうことかというと、例えば、
「これは何ですか?」=「What is this?」です。
そこで、英文法が分かっていない場合を疑似的に表すとこうなります。
=「Whatisthis?」
どの単語がどの意味を表していて、構造がどうなっているのか分からないけど、とりあえず「Whatisthis?」一繋がりで、「これは何ですか?」なんだな、というような感じです。
伝わるでしょうか。
そうすると、「あれは何ですか?」は、一繋がりで「Whatisthat?」となります。
つまり、
「これは何ですか?」=「Whatisthis?」
「あれは何ですか?」=「Whatisthat?」
となり、一つの日本文に対して、一つの英文という1対1の関係になっているのが掴めるでしょうか。
そうすると、100の日本語表現に対して、100の英文を覚えなければならなくなります。
これは、大変です。
英文法が分かっているとういのは、上の例で言うと、this(これ)とthat(あれ)が違うだけだと分かるということです。
そこで、英文法が分かっていれば、「What is your answer?」と言われたら、答えは何かと聞かれているのが、自動的に分かります。
「これらは何ですか?」と聞きたいときには、「What are these?」と自動的に生成できます。
でも、英文法が分かっていないと、一繋がりの「Whatisyouranswer?」で、「答えは何ですか」という意味となり、「これらは何ですか?」と言いたい時には、一繋がりで「Whatarethese?」と言うんだと、あらためて1対1で覚えなければなりません。
そんな手間をなくすのが、英文法です。
英文法は、省エネ装置なのです。
省エネ装置だから、最初に学んだ方が、楽になるんですね。
やまちゃん(山下和宏)