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いつか土地を探すかもしれない誰かへ①

家を建てたら叶えたい夢があります。

でっかい臼と木槌を買って餅つきをしたい。

そしてつきたての餅を、いろんな味で食べたい。

最高のお家で。

ちゃんとしたものを買うと数万~10数万円は下らなそうです。高いですよね。妻の目がまんまるになっていました。ですが心配御無用。僕が頻繁に餅つきへの希望を語りだすものですから、我が家の餅つき気運は確実に高まっています。いつの日かやってくる家庭内決裁はスムーズに運ぶことでしょう。

余談でした。

2025年夏に家を建てることに決めた僕らが、家づくり過程のあれこれを書いている本シリーズ。今回から「土地探し」について。

どう探したか、何に気を付けたか、やってよかったこと、書きたいことは色々あるのですが、何よりも、僕らはかなりスムーズに短い時間で土地に出会えた方だと思っています。

ということで、まず土地探しの「時間」にまつわるお話を。

土地探しにかかる時間

色々な設計士さんや工務店さんのブログなどを拝見していると「土地探しから竣工まで苦節○年、長きにわたるお付き合いも・・」といった文面によく遭遇します。

設計パートナーの体制や施主の拘り強さなどにもよりますが、プランニングに1年もかかればきっと長い方。

一般的な注文住宅の工期も数か月~半年ほど。

では何が家づくりの時間を延ばすのか。ひとつの要因が「納得のいくかつ買える土地と出会うまでの時間」です。

僕らの場合、土地探しを始めたのは23年6月、申込を入れたのが同年8月。良い土地と約2か月で出会い、そして生涯過ごしていく決心までしたということです。結婚ワードに言い換えれば、かなりのスピード婚を果たした言えます。

ちなみに、僕は家づくりを始めて以来数か月、物件サイトを眺めることがほぼ趣味になりました。なので、いまだに意味もなく過去探した条件でヒットする情報を頻繁に眺めています。

するとどうでしょう。購入はおろか、見に行ってもよかったかもと思える土地にも、ほとんど出会えません。(そして「見つけられて良かった」という安堵を何度も繰り返しながら、過去の運の良さに気持ち良くなります(気持ち悪い))

勿論、どこに建てたいか、何を求めるか、いくら出せるのか等によって大きく難易度は変わります。大事なのは、「意外と時間がかかるかもしれない」これを知っておくことです。

さらに、家づくりには多くの場合、期限があります。

ライフステージが変わるからXX年までに家を建てないといけない

賃貸の更新タイミングを踏まえてXX月までに建てたい

ローンが組みやすい大手企業から転職する前に土地を買いたい

などです。

①土地探しには意外と時間がかかること
②家を建てる期限がある場合が多いこと

僕らはこの2点を理解せずに土地探しを始めたので、「あれ?ちゃんと土地買える?大丈夫?」なんて不安期間が少なからずありました。

いつか土地を買うかもしれない方は、この2点を頭の片隅に置きながら過ごすだけで、後悔や諦めを多少減らせるかもしれせん。人生変化や家購入の予兆が見えたタイミングで素早く土地探しに移ることができるからです。

次回

先に書いた通り、僕らは、2ヶ月で骨を埋めてもいいと思える土地を買うに至りました。

もちろん運もありますが、振り返ると、意外と「最短で理想の土地に出会う努力」あるいは「理想の土地だと納得するための思考」はできていたかもなあと思っています。

というわけで、次回以降。いかに短い時間で土地に出会ったのか。僕らが考えてたことや、行なっていたことを整理しながら書いてみます。僕らの日記が、いつか土地を探すかもしれない誰かの、多少のお役立ち情報になりますように。

次回「いつか土地探しをするかもしれない誰かへ②誰に頼るべきか(仮)」

ここまで読んでくださりありがとうございます。
引き続き家づくり楽しんでいくぞ。

西村

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