新卒1年目の退職・転職について考える〜自分の居場所について〜
新卒3年以内の退社が3割に 離職理由は「社風に合わない」「人間関係」
新規学卒就職者(大卒)の入社1年目での離職率は10.6%(2020年度)、
就職後3年以内での離職率は31.2%(18年3月卒業者)に上る。
コロナ禍の拡大が真っただ中だった昨年は、新卒者の募集中止や採用枠を絞るなど、厳しい就職戦線が伝えられた。ところがこうした厳しい採用環境の中でも入社1年目で1割を超える新入社員が退職。さらに就職後3年以内では新規学卒者の約3割が退社しているのである。
/ https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/298154
最近では、3年で3割が退職しているらしい。
実はこれって20年前くらいから言われてるらしい。
中年の人たちに、「最近の若者は、我慢が足りない」と言われる若者たちよ、そういうことらしく「あなた方の世代もですけどね」って思っても良いと思いますよ!
さて、今回21年卒で入社した会社を3ヶ月くらいで退職した"はるちさん"にお話を聞いてきました。
はるちさんの退職の決め手となったのが、会社内に居場所を感じられなかったとのこと。
仕事をバリバリする気があっても小規模な会社だったため、新入社員に仕事を振る体制が無く一緒に働いている感が無く、
そもそも仕事を振ってもらえない、
会社内での会話もほとんどなく、自分のいる理由を感じられなかったとのこと。
(仕事を振ってもらえず給料がもらえるのであれば、個人的に羨ましかったり、というのは置き、、)
スマホネイティブと呼ばれるような世代の人からすると、"誰かとつながっていること"を感じられることが非常に重要なことなのかもしれないですね。
余談ですが俗に言うヤンキー達の心理も、学校や社会に居場所が見つけられず、同じ気持ちを抱えエネルギーの発散が素行の悪い活動につながっているとか、いないとか。
テクノロジーでコミュニケーションの手段は増えましたが、使い手が人間である以上はテクノロジーによる根本的な解決はなかなか難しいような気がしています。
ちなみに、最近テレワークが浸透してきましたが、この辺りどのように感じてるんですかね?
これについては、また別の機会に考えてみようと思います。
(個人的にはインフラ系のIT企業働いている手前、テレワークを推進していかないといけないのですが。)