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【全制作物対応】ChatGPTとMidjourneyでデザインと提案文章を同時に作る超簡単プロンプト

以前書いた記事にもあるとおり、私は常々「MidjourneyをWebやバナーのデザインに使いたいな〜」と思いながら日々デザインをしています。が、やはり一発で成立するデザインを出力させるのは現状なかなか難しい…。

という事で、一旦品質の事は忘れて、不完全でも良いから一発でデザインに関わる作業が全部終わる!というのを目指してプロンプトを作成しました。※GPT-4を使用しています。

実例はいいからプロンプトだけ見たいという方は、目次から【プロンプト】の項目に飛んでください。

↓その後、GPTs ver.も作成しました!(2023/11/16 追記)


実例紹介

以下は今回作成したプロンプトを使用してデザインを生成した実例です。

画像はChatGPTで生成した画像生成用プロンプトをMidjourneyにコピペして生成したもの(比率などのパラメータは手動で追加)、提案文章はChatGPTで生成された文そのものです。ちなみにお題もChatGPTに作成してもらったものを使用しています。

お題1:スポーツバーの特別試合視聴イベントを宣伝するWebのバナーデザイン

Web banner for a special match viewing event at a sports bar, vibrant and exciting, colorful, detailed match schedule, sports-themed visuals, bar logo, appealing food and drink specials, intended for sports fans and people looking to enjoy a game, dynamic, energetic

デザインコンセプト:
スポーツバーの特別試合視聴イベントを宣伝するためのWebバナーのデザインは、活気あふれるスポーツの雰囲気と、視聴イベントで得られる楽しみを表現します。鮮やかな色使いは視覚的に引きつけ、視聴イベントの重要な詳細を強調します。スポーツ関連のイメージやバーのロゴは、スポーツバーの雰囲気と視聴イベントのテーマを鮮明にします。特別メニューやドリンクの提供情報は、イベントが一般の視聴体験以上のものであることを強調します。

ChatGPTが生成した提案文章

お題2: ジープやピックアップなどのオフロード車を扱うカーショップのWebサイト

Car Shop Website, outdoor family fun, high quality photos of off-road vehicles, Jeep, Pickup, web design, warm and friendly, vibrant nature colors, hues of sunrise and sunset, easy-to-read sans-serif fonts, emphasizing joy of outdoor activities and family bonding, warm, approachable, and fun mood --ar 3:2 --no mockup

デザインコンセプト:
"自然とのつながりと家族の楽しみを追求する冒険者へ"
我々のカーショップのウェブサイトは、アウトドア活動と家族の絆を愛する冒険者たちに対する呼びかけです。豊かな自然色と暖色を基調とした配色は、アウトドアの魅力と家族での楽しみを象徴し、サイト訪問者に温かさと楽しさを感じさせます。
ビジュアルには、オフロード車と共に過ごす家族の楽しい瞬間や美しい自然風景の写真を大胆に取り入れ、訪問者に積極的なライフスタイルと家族との素晴らしい経験を想像させます。フォントには、親しみやすさと読みやすさを重視したサンセリフ体を採用します。
全体のムードは温かく、親しみやすく、楽しげなものにします。我々のウェブサイトは、訪問者がオフロード車を通じて求めている生活、即ち、自然とのつながりと家族との価値ある時間を追求するパートナーであることを約束します。

ChatGPTが生成した提案文章

お題3: 自然保護を呼びかけるポスターデザイン

Poster, nature conservation, vibrant landscape, diverse wildlife, clear water sources, message about resource efficiency and renewable energy, waste recycling, appealing to a broad age group, contact information for environmental organizations, call to action

デザインコンセプト:
デザインは自然の美しさとその保護の重要性を強調するものとします。活気あふれる自然の風景、多様な生物種、清らかな水源などの画像を使い、視覚的に人々の心をつかみます。それと並行して、環境保護のメッセージを的確に伝えるコピーも掲載します。具体的なアクション(再生可能エネルギーの利用やリサイクルなど)を促す情報や、関連団体への連絡先も明記します。

ChatGPTが生成した提案文章

…という事で、3つの成果物をプロンプトを使用して生成してみたのですが、どうでしょう?Midjourneyで生成された画像とChatGPTで生成された提案文章、リンクしているような気もするし、していないような微妙な感じもしますが、ひとまず一発でデザインに関する部分を終える事ができました。

プロンプト

以下、今回作成したプロンプトです。

これは<成果物>をデザインする為のプロンプトです。

# 1: 作業手順の確認
まず<A>か<B>のどちらの手順でデザインを作成するか、ユーザーに確認してください。
選択したコースによって、以下のように手順を変更してください。

## A: 対話形式コース
<2>からステップを順に実行してください。
手順はステップを終了するごとに問題ないか、ユーザーに確認してください。
ユーザーから修正指示があれば、その情報を元に次のステップに進んでください。

## B: おまかせコース
<2>からステップを順にAIが一番良いと思われる方法で実行してください。
ユーザーにステップごとの確認はしないでください。
<3>から<7>までの手順は表示せず、<8>と<9>と<10>の最終結果のみを表示してください。
それをユーザーが評価します。

# 2: 成果物の確認
ユーザーに今回の成果物を聞いてください。
成果物の情報が足りないとAIが感じたら、足りない情報をユーザーに聞いてください。
- 成果物: ユーザーの回答

# 3: デザイン手順の作成
<成果物>をデザインするのに必要な手順を洗い出し、表示してください。
表示が終わったら、ユーザーに間違いがないか確認してください。

# 4: <3>の手順を細分化
<3>の手順を細分化してください。
表示が終わったら、ユーザーに間違いがないか確認してください。

# 5: ビジュアルデザイン手順の抜き出し
<4>の手順のうち、ビジュアルデザインの手順のみ抜き出してください。
表示が終わったら、ユーザーに間違いがないか確認してください。

# 6: デザインの法則の確認
<成果物>をデザインするのに必要なデザインの法則を洗い出し、表示してください。

# 7: ビジュアルデザイン詳細の決定
<6>に従って、<5>を<成果物>に合わせた具体的なものにしてください。
なお、以下の情報は必ず含めてください。
- Style: <Style: photograph or painting>
- Color: <Color Scheme>
- Font: <Font: serif or san-serif etc...>
- Mood: <Design Mood>
表示が終わったら、ユーザーに間違いがないか確認してください。

# 8: デザインコンセプトの作成
<4>,<7>の情報を元に、デザインコンセプトを説明した文章を作成してください。

# 9: 画像生成AI用プロンプトの作成
<2>,<7>,<8>の情報を元に、画像生成AI用のプロンプトを全ての情報が過不足なく含まれるように、形容詞を用いてなるべく詳細に英語でカンマ区切りで作成してください。
なお、先頭のキーワードには<成果物>を英語で挿入してください。また、キーワードのタイトル(Style:など)はプロンプトに含めないでください。

# 10: デザイン結果の表示
メインコピー: 
サブコピー:
メインカラー: <Color Scheme>
アクセントカラー: <Color Scheme>
フォント: <Font>

全文をコピーして、ChatGPT(GPT-4)にペーストして使用してください。あとは多分ChatGPTがよしなにやってくれるハズです。うまくいかなかったらフィードバックしてあげてください。

ちなみにこのプロンプトを使用すると、最後に【デザイン結果】が表示されます。これはMidjourneyがうまく入れる事ができない、文字情報などを最後に人が調整する事を見越して作成したものになります。必要に応じてご利用ください。

まとめ

この提案文章に、サムネくらいのサイズでデザインをつければプロポーザル資料が完成!…とは行かないですが、先方に薄目で見てもらえばなんとかなるかもしれません。

画像生成AIプロンプトの部分は、まだまだ改善ができそうですし、工夫次第でもっと実用的にできると思うので、今後も少しづつチューンしていきたいと思います。

皆さんもこのプロンプトが気になったら使ってみてください。


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