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ABS出力品の補修に!アセトンで作るABSパテのススメ

ある日、事件が

プリンタ(Fraxinus3e)の様子がおかしいなと思ってよく見たら、エクストルーダを固定しているインサートナットが抜けてました。

ブレブレなところから慌て様を察して欲しい
元はこんな感じ。確かに既に怪しいw

部品を出力し直せばいいんですが、問題はABSを印刷できるプリンタがすぐには無いという事…。
どうにかこのガバガバになっちゃった穴にインサートナットを入れ直したい。

そういえば

ABS製品の補修で廃ABSをアセトンに漬けて溶かしたパテが使えるという話を聞いたような…。
アセトンはあるし、ABS材も捨てるほどあるので試してみました。

多分薄い材料の方が溶けやすいだろうと、サポート材をチョイス
アセトン100%の除光液
アセトンをぶっかけます
後で調整するので量は適当
1日放置でこんな感じ
あんまり溶けてない…

がっつりアセトンを入れた割には溶けてなくて、あれー?と思ったら
どうやらABS+はアセトンに溶けにくいらしい。
ABSパテ作る時、ABS+はおススメしません!

で、ワッシャで蓋を付けたインサートナットにパテを塗りたくり、穴に再挿入。

塗りたくった写真は撮れてなかった
再挿入後。溢れてるのがパテ

1日放置したのがこちら。

おおっ…!

余分なパテを削って、エクストルーダーを取り付け。

復活!!

ねじを締めても特に問題なさそうで、その後のテストプリントも無事完了しました。

一応懸念点としてあるのは、残ってるアセトンが抜ける時にヒケやケミカルが起きないかですね~~。
また何か変化があれば追記したいと思います。

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