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AMSはいいぞって話[Bambu Lab]

Bambu Labの3Dプリンタを愛用しております。
Bambu Labのマシンの特徴の一つとして、マルチカラー出力に対応したAMS(Automatic Material System)というオプションがあります。

AMS 1台につき4つのフィラメントをセット出来て、最大4台まで接続が可能なので、16色までの出力に対応しています。
多色で出せると表現方法が広がって楽しいです。

東亜重工なフォント
蓄光で光る

ただ、多色でやろうとすると毎層ごとにカラーチェンジが入るので、ノズルに残ったフィラメントをパージする時間がめちゃくちゃ必要になります。
あとパージ材(所謂Poop)も大量に発生します。

正直16色出力とか正気の沙汰ではない。
なるべく単色で出力することが多いです。

と、言いつつAMS 3台あるんですけど

じゃあAMSの何が良いのか?

フィラメントの入れ替え作業がない

AMSを勧める理由はこれが一番大きいです。
普通の単色の3Dプリンタでフィラメントを入れ替える作業って、まぁ言うて大したことはないんですよ。
ただ、ノズル加熱してフィラメント引っこ抜いて、次のフィラメント入れてノズルから出るの確認して~~って地味にやる事が多い。
AMSを使うとこれが全自動!スライサーでフィラメント指定するだけ!
多色は使わなくても、色々な種類のフィラメントを使い分けている人には強くおススメします。とても快適なので。

自動でフィラメントを継ぎ足してくれる

AMSの中に同じ種類のフィラメントを入れておくと、フィラメントを使い切ると自動で次のスプールに切り替わります。
なので、中途半端にフィラメントが残る事がないです。

マルチマテリアルが使える

多色で出せるのは、同じ種類のフィラメントだけではなく、全く違う材料を組み合わせて出力する事が出来ます。
例えばこういうサポート材用フィラメント。

平らな面を上側にして出したやつ(PLA)
超綺麗

同じ温度帯のフィラメントじゃないとスライサーが受け付けないのですが(ノズルが詰まる)、使えると地味に便利です。

防湿ケースを兼ねてる

簡易ではあるのですが、AMSはある程度の密閉性があるので、湿度管理する事が出来ます。
湿度センサーも内蔵されているのでスライサーやアプリからどの程度の湿度か確認する事が出来ます。(1~5の五段階)


と、いう感じでAMSに多色以外のメリットが沢山あるので
「単色しか出さないし、AMS高いから要らないかな~~」と思ってる人は良く考えて欲しいです。
特に、最初からAMSをセットで買うとAMSを二割引き相当で買えるので、後から欲しくなって単品買いするとなかなか辛い事になります。
(後でAMS買って後悔してる人を何人か知ってる)

まぁAMS高いけどね!!安い3Dプリンタ3台は買える。

ただ、それだけの価値はあると思うので、是非ご検討を。


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