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リスクを恐れるな!資産1000万円達成のための禁断のマネー法則

はじめに

私は30歳までに資産1000万円を22歳大学生です。

最近、「マネーの公理」というお金に関する名著を読ませていただきました。非常に面白かったです。

この中では、恐らく投資に関する知識としてみなさんがこれまで集めてきた知識とはかなり反対な事を言っているのでこの本の内容のエッセンスを軽くまとめていきたいなと思います。

YouTubeにもこの本をまとめた動画がいくつもありましたので字を読むのが嫌な方はぜひそちらを御覧ください。

また、昨日のブログと重複する内容は省略しましたのでそちらも参考にしていただけると嬉しいです。




市場に決まったルールなどない

株式投資などをするとこうなればこうなるというルールを見つけたくなります。ルールと言ったら伝わりにくいかもしれないですが、株式が上昇する法則を見出そうとするということです。

これはかなり危険です。勿論、最大限に学び家庭を作ることは重要ですが株式市場のようなどこまでもカオスな世界に絶対という言葉はありません。

SP500もいつかは下がり、もう決して再び上がることはないのかもしれません。そのリスクをいつも十分に踏まえるべきです。

こうしてこうすれば儲かるという安直な思考はいつか必ず崩壊します。

楽観的にならない

投資というのはリスクを取ることであり、投機のチャンスに突っ込む勇気は大切です。しかし、出口戦略を練らずに、十分にそのリスクを図らずに安易にそのリターンだけを狙うというのは愚の骨頂であります。

いくらこれまで買ってきても、次は負ける可能性があることを十分に踏まえ、たとえこの予想が外れてもこれぐらい回収できるということを想定しそのリスクとリターンのバランスを冷静に判断することが大切です。

大衆のコンセンサスを無視する

世間の意見とは、大方間違っているということを踏まえるべきです。
投資という世界は安く買って、高く売る必要があります。すなわち、世間が割安で評価したものを買い、割高で評価したものを売る必要があり、世間と逆行する必要があります。

「多数決は宗教である。」

この言葉があるように世間のコンセンサスが形成される中ではそう思い込みたいだけという気持ちが一定数あることを理解すべきです。

ただ、100%誤りというわけではないことも十分に考慮すべきです。つまり、自分で考えた答えを持つべきであるということです。

執着はするな

いくら思考を働かせて、良い銘柄を買ったとしても残念ながら運が悪いときには株価は下がります。そんなときには、すぐに手を引き忘れましょう。

引き際は美しくです。

しかし、損をさせられて取り返そうとして再度購入したくなるときがあります。そういうときは、いつもよりも増して合理的な説明ができるかどうかを自問すべきです。

世の中には割安に評価されている株式は五万とあり、そのどれがあたるか運による部分も大きいでしょう。

損をさせられたからと言って選択の幅を狭めてしまわないように自戒すべきです。

おわりに

この本はかなり古い名著であるが、現在でも色褪せない興味深い内容でした。

すべての公理に共通するのは、人間的な感情に支配されるなということです。お金というものが絡むと人間の欲望が一気に開放され、感情的になりやすいのでしょう。

そのストレスから逃れるために楽観的になったり、パターンを見つけるようになったりとしたいところですが逃げずに冷静に向き合い続けることが大切なのだと思います。

この本は定期的に読みたいなと思います。

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