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ただ自分が演奏するのが好きなんだな。って話
どうも、Yoshiです。
今回はちょっとした独り言的なお話です。
僕の家の近所には大きなライブ会場(音楽だけではないですが)があり、つい最近は現代の大物アーティストのライブがあり、凄く人通りの激しい週末がありました。
しかし僕はあまりその人達の事を知らず、当然ライブがある事もその日まで知りませんでした。周囲からはそのアーティストが好きって話も何度か聞いた事がありますが、僕は聴かされて「あ!それか!」程度の認識。
以前から現代音楽に疎いという事は自覚していますし、ここ最近は「好きなアーティストを答えられない」ような気がしています。そういう話になると返答に困ってしまうような事が最近何度かありました。
憧れたバンド、プレイヤー…それはもちろんありますし、僕の場合は元々が音楽に興味がなかったので、そういうきっかけがなければ今こうしてドラマーもしてなかったと思います。
それなりに色々と音楽は聴いて来たと思う。でもどちらかというと「広く浅く」ってタイプ。全曲をほぼ聴いたバンド、グループもありますし、ライブ情報が入れば行きたいって思うアーティストさんもいます。
けれど最近は、自分にとって新しい曲(時代を問わず)を知るきっかけといえばカバーバンド形式でドラムをお願いされた曲だったり、カバーイベントで人が演ってるのを観たきっかけが多い。みんなが好きって言って話が盛り上がってるアーティストを全然知らなかったりとかは日常茶飯事。「何曲かだけ知ってる」ってアーティストの方が圧倒的に多いし、誰かがカバーしてるのしか観たことがなくて原曲を聴いた事のない曲もあります。
そんな感じだから特に近年、僕は「本当に音楽好き」なのかなぁ…って思う事があります。
好きですが、そういう意味では本当に好きなのは「ドラム」なんだなって思います。
ドラムのイベントなら時間が許せば参加したいし、前々からわかっていればそのために時間も作ります。それは参加する事が自分のためにもなると思っているし、凄いドラマーさんのプレイを間近で観たらやっぱり「また頑張ろう」って気にもなります。
他の人がどうなのかはわかりませんが、僕はもう数年前から自覚しています。
音楽活動をしてるのはドラムが叩きたいから。
音楽がしたいっていうよりかは、ドラムがしたい、って考え方です。
それなら1人でやれよって意見もあるかと思います。ただ、現在の自分にドラマー1人で壇上に上がるスキルは無いな…ってのが現実。
近年はライブ出演やバンドを組む事自体に興味がなくて、ただドラムを叩くのが好きって方とお話する機会も何度かありました。そういう楽しみ方でもいいし、ドラムとの関わり方なんて正解はありません。
でも僕はライブに出るのが好きだし、「良かった」の一言を貰えたら頑張れる。そして結局バンドってものが好き。上手くやれたら最高だし、純粋に人と合わせるのが楽しい。メンバーが気持ち良く演奏出来るようにする、っていうところを組み立てたり、どうやったら良いアレンジをして曲を良く出来るかって事を考えるのも大好き。それ良いね!と言ってもらえた時には自信になるし、自分があらかじめ考えて来た事であれば尚嬉しい。
自分がドラムを叩きたい→バンドがやりたい→良くするために上手くなりたい→その成果をバンドに反映させたい→バンドの演奏をみんなに聴いてもらいたい!(オリジナルの場合)→曲を広めたい!
自分の場合はこういう図式が出来上がっていれば、それは自分にとっていい活動なんだなって思います。
他の人にも色々な考えがあるとは思いますが、まず第1に「バンドがやりたい」が来る人もいれば「バンドの演奏をみんなに聴いてもらいたい」が来る人もいるかもしれません。
そしてこれはシンプルに「順番」の話。
携わってる以上、やる事は変わらんよねって思います。ただ「土台に何があるか」っていうだけのお話。僕は「ドラムがしたい」から全てが始まっているな、って思いました。
ライブに出ても写真は少ないし、凄い時なんて演奏聴いてくれてたの確認してるのに「僕がドラマーだった」って認知されてない事まである。だけどミスしたらすぐバレるし、メンバーの演奏を背負ってるとか、色々考える事も多いポジションですが…
「ドラム良かった」って言われた時の中毒性は高いです。「バンド良かった」はもっと中毒性が高いです。
何の楽器でもそうですが、やったらやった分成果はどんな形であれ出ます。
そして観ている方にも伝わります。
そんな体験をしているからここは忘れない。
「自分が演奏する事が好き」
勿論、その時の活動状況や環境下においてはもっと複雑になっていくのは間違いないのですが、音楽に触れる動機ってのは単純でいいんじゃないかな?とは思う。
こんなに色々を考えさせてくれる楽器。やっぱり改めて思うけど、大好き。
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