見出し画像

得た刺激と忘れたくない事。10/14 演奏発表会

どーも、Yoshiです。

前回は10/14にあったスクール発表会本編、壇上に上がったプレイヤーとしての自分視点で記事をお送りしました。

書いていて2年前に書いていた「忘れられないLive」シリーズに採用出来る内容だなと半分思っていました。本番の日までの流れ、そして終わって数日は燃え尽き症候群まで発症するほどこの発表会に向けては気持ちを入れましたし、その結果濃密な期間を過ごせたと思います。

この発表会は自分が演奏する方は勿論の事、トータルすれば僕が演奏していない時間の方が長いですし、観る方の立場である時は楽しむ方に意識をシフト出来ましたし、一時的ではありますが緊張をほぐす事も出来ました。特に去年に出ていたおかげで去年も出ていた生徒さんの演奏機会を観る事も多く、今年も出たいと思っていた理由の一つに「去年観た生徒さんの成長を観たい」というのがありました。

こちらはオープニングの講師さん演奏。
凄く見応えがありました。

自分が通っている教室は全パートあり、年齢層もお子様からご年配の方まで幅広い。発表会曲のルールは1人1曲の希望曲が出せて、3曲まで参加出来ます。希望曲以外は空いているところ(他の生徒さんの希望曲)でやりたい曲があれば参加出来るって形で、もし生徒さんで埋まらなかった場合は講師さんが担当してくれる(※)って形です。

(去年は担当曲全て生徒さんが僕以外1人だった事をリハーサル当日まで知らなかったため、それが大緊張の要因になりました)

今回の緊張要因は結局「自分のスキルを超えた曲目がある」だったように感じてますし、本番に関しては割り切って立つ事も出来たと思います。

そして、今年は去年以上に観る方も楽しみにしていましたし、やはり去年から知っている子達の成長ぶりには目を見張るものがありました。
勝ち負けじゃないですが自分も「負けてない」って気持ちは持っています。しかし自分がサボってたらいとも簡単に手の届かない差がつくだろうな…と思うくらいにはみんな成長していましたし、プロの講師から師事を受けている人が本気で仕上げてくれば、それは当然のごとく上手いです。

そんな姿を観て自分の刺激にもなり、実際自分も今回に向けて本気で仕上げたとは思いますが、更にギアを上げたいなと思いました。

最近、プライベートで仮の話ですが「ドラムを辞めるとしたら」的な話をする事がちょくちょくありました。

昔も少し話した事があると思いますが、ドラム以外の事が楽しくて仕方なくなった、身体的に無理になってドラムが出来ない、日常生活で逆らえない事があって音楽どころじゃなくなった…そんな事が起こらない限りはドラムを続けたいと思ってますし、自分は生涯現役を目標にしているのでそんな事があっても「またやりたい」とは思っているはず。

けれど最近、もう一つ辞める理由になるな…って思った事があって。それは

「上手くなる事に興味がなくなった瞬間」だと思う。


僕は師事を受ける道に入るまで、ドラムが一向に上手くならない事に悩み続けていました。そんな時期でも時々趣味の魚釣りなどに心が向く瞬間は確かにありましたが、決して練習嫌いなわけじゃないし、その時の意識でも「上手くなりたい」とは思い続けていました。でも一向に伸びなくて、その事で当時のバンドとは話し合いになり、「自分は向いてないんだな」などのマイナス思考に駆られていました。

上手くなる事を諦めて、完全に趣味と割り切って楽しむ路線に行く事も考えていました。けれどやっぱり続けたかったし、こんな所で終わりたくないって思ってスクールの門を叩きました。

今でも「これは出来ないな」とか「これは自分に合ってないな」って思う事もありますが、「挑戦してない」とは言っていません。現に今も「合ってないな」って本当は思ってる事だってやってるし、徐々に対応しつつあるとも感じています。

こんな音楽がやりたいとか、楽しいバンドがしたいとか…願望も色々ありますが根幹の部分は「上手くなりたい」ですし、だからドラムで色々な事に挑戦出来るんだと思います。

だから、上手くなる事に興味がなくなったらもうそこで終わりなんだな…って思うし、そういう意味では毎回課題が出て反省してるくらいがちょうどいいのかなとも思う。

まだまだこれから。
また1年後「自分を超えた」って言いたい。

ただ、上手くなりたい。


続ける理由はそれがあるかどうかだけ。

早いものでもう2024年も残り2ヶ月弱。
ありがたい事でもうすでに「生涯で1番活動した」1年ですし、11月、12月もライブの方が決まっています。

そんな事を考えられるほどに充実した発表会でした。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?