着物 宝尽くし文について
日本の「模様」は世界に影響を与え続けています
お馴染みのルイ・ヴィトンも
日本の「家紋」や「市松模様」からインスピレーションを受けたそうです
鬼滅の刃に出てくるキャラクターたちの羽織
それぞれ模様に込められた意味があること、ご存知ですか?
今回は、私の大事にしている袋帯の
“宝尽くし文様”について記録します
宝尽くしとは… 縁起の良い宝物を集めた文様
※各文様 諸説あります
打ち出の小槌
一寸法師にも出てくる願いの叶う小槌
勝負ごとは、敵を討つ
巻き物
知識・知恵は誰からも奪われません
分銅
金の重さをはかりました 富の象徴
銀行の地図記号は分銅から
鶴、夫婦鶴(めおとづる)
長寿 仲良しの象徴
鶴の声は天まで届く=天上界にまで通ずる
めでたい鳥
琵琶
琵琶法師 昔は目の見えない人が就いた職業
着物の柄から音が聞こえてくるって素敵じゃないですか?
貝桶(かいおけ)柄
中には「貝合わせ」が入ってる
昔の人もトランプみたいに遊んでた
鍵
米倉の鍵 先端の形もいろいろ かわいい
伏見稲荷大社のキツネさんも咥えています
勾玉(まがたま)
パワーストーン(パワー!)
亀甲模様
カメの甲羅 長生きします
隠れ蓑(かくれみの)、隠れ笠(かくれがさ)
危ない時はこれで身を守って
なんて遊び心のあるかわいい柄だろうと思います
そしてひとつずつに意味がある 深い
日本の文化は誇れる
大事に伝えていきたいです