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【60代半ばでサラリーマンからフリーランスに転身】その2

湘南は藤沢より、今年もよろしくお願いいたします。

私はお隣の茅ヶ崎市にもう60年住んできました。ちょうど幼稚園の年中で小田原から茅ケ崎に引っ越してきたのでした。昭和35年のことでした。そして昨年サラリーマンを卒業するまでは、複数の物流系の企業に勤務したのですが、何十年もの間、茅ヶ崎から東海道線で東京都内に通勤していました。

近年は藤沢駅南口にあるコワーキングスペースに顔を出すようになり、昨年12月、退職前のほぼ1ケ月の有給休暇消化期間に入ってからは、正会員になってほぼ毎日、コワーキングに規則正しく「出勤」して求職活動を行ってきたのでした。会話もZoom会議もできるスペースなのがありがたいです。

前回は60代半ばからの転職活動が始まった経緯を書きました。約1ケ月に渡り、密に転職活動をしてみてわかったのは、たとえ契約社員や派遣社員であっても、65歳を過ぎてフルタイムの仕事を得ることは、よほどのハイクラス転職でない限りは不可能といってよい難関であるということでした。

私の場合は、貿易と輸出入自実務の専門家であり、その道40年のキャリアがありますし、それに加えて「SNS活用の海外販路開拓」という独自手法を確立して実践してきたので、いわゆる「手に職がある」状態ではあります。よって、超高難度のフルタイム契約にはチャレンジしないことにしました。

ではどうするの? 私が出した結論は「業務委託契約」を企業と結んで仕事をしてゆくことでした。業務委託契約について調べると、報酬体系は月額いくらと決める場合と、月のうち何時間その会社のために仕事をしたのか自己申告して、月払いで支払いを受ける二つのケースがあるのがわかりました。

後者の報酬体系の場合は、予め自給を取り決めておきます。そんなわけで、フルタイムで1社のために仕事をするサラリーマン的な働き方とは決別して、フリーランスとして業務委託契約できる企業の仕事を探し出して、複数の企業のために自分の時間と能力をつぎ込んでゆくことに決めたのでした。

いったん決めたらまっしぐら。先ずは私の人となりと何が出来るのかを知っている旧人脈に片っ端から状況を説明する行動から開始。相手によって電話とメールを使い分けていますが、基本は電話でナマで会話すること。久しぶりの人が多いので、活字の挨拶ではなく、声の挨拶を心掛けました。

幸いに携帯電話の電話帳をずっと引き継いできたので、職務経歴書を書いた時に記憶の彼方から蘇った人たちの連絡先を探すのは難しいことではありませんでした。嬉しかったのは、久しぶりに電話した人たちが暖かく対応してくれたこと。真面目にお付き合いしてきてよかったと痛感しました。

ということで、今日のお話しのキモは、今の時代、専門性を身に付けているフリーランスの人がネットで仕事を探して業務委託契約を結んで仕事をして報酬を得る事がかなり一般的になってきていうということ。仕事を探すのは自分でしなければいけませんが、ネットを駆使して探せば何とかなります。

さて、前回と今回で書いた内容はシニア(60歳以上?)と呼べる年齢になった人たちの働き方について少しは参考になるかもしれなせん。仕事探しの隙間時間でこのブログを書いていますので、書ききれないことも当然あります。もっとここを詳細に知りたいとか、ご質問があればお答えいたします。

直接お問い合わせ頂ければ、ご相談に乗れる可能性もあります。このブログへの問い合わせか、私が運用しているフェイスブックページ「貿易大好き輸出大好き」からのダイレクトメッセージ、またはツイッター「貿易実務相談室」からへのダイレクトメッセージでお問合せください。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。またあまり間隔をあけずに投稿いたします。今年も一年、よいお年をお過ごしください。

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