オンライン旅行サービスを使ってわかった事〜場所やコトではなくヒトが大事【動画有り】
こんにちは、ロコタビの椎谷です。
昨年2,000万人を初めて突破した日本人の海外出国者数ですが、日本政府観光局(JNTO)の発表によると2020年4月は前年比99.8%減の3,900人となったようです!
当社が運営する「ロコタビ」は、海外に行く日本人と海外在住日本人(ロコ)のマッチングプラットフォームですが、例外なく大きな影響を受けています。
そこで、このコロナ禍において、以前より利用のあったWEBサービスを更に強化して、様々なオンラインサービスを実施しています。(5月21日現在で世界121エリア在住日本人(ロコ)が登録するサービスが323件程公開)
オンラインだからこそ、触れられる海外
現在、世界中から新しいオンラインサービスが続々登録されおり、実際に自分でもいくつか申込み、体験をしてみましたが、今までのように現地で直接会ってのサービスとはまた違う面白さがありました。
大きな違いは、エリアの選び方です。
現地に直接行くオフラインだと、実際に自分が物理的に行くことが必要になるため、行きやすいエリアが選択肢になります。
しかし、オンラインだと、海外在住日本人の登録者(ロコ)がいれば世界中どこにでも行くことが出来ます。例えば、アフリカのケニアだったり、南米のボリビアなど今まで行くことも想像しなかったようなエリアを選択肢に入れることが出来ます。
オンライン海外旅行はヒトに触れ、世界中に友だちができる感覚
今回選んだエリアは、「南アフリカ」と米国「アトランタ」。どちらも、行ったことも、知り合いもいない自分にとって未開のエリアです。
体験したオンラインサービスは、現地在住日本人(ロコ)と楽しく会話をする「オンライン雑談」と、現地をオンラインで案内してもらえる「オンライン海外旅行」の2種類でした。
現地の知識も殆どなかったため、実際にオンラインでロコの方と対面し、会話が続くのか不安でしたが、どちらもお会いした(オンラインですが)ロコの方の魅力にやられてしまい、ロコのことだけでなく、そのエリアのことも好きになってしました。
このオンラインサービスでの成果は、世界中に友だちができた感覚があり、コロナが収束したあと、海外旅行をしようと思った時の行き先としてロコの住んでいるエリアが候補に入ることでした。
アトランタはCNNとコカコーラの本拠地
アメリカのアトランタ在住ロコのAkiさんとオンライン雑談とアトランタツアーを楽しみました。Akiさんは日本人が少ないエリアを探してアトランタに行き着き在住歴14年!のベテランロコさんです。
このオンライ海外旅行で初めて知ったことが、アトランタにはCNNの本社とコカコーラ発祥の地ということでした。
そして、オンライン雑談中に、盛り上がったアトランタのストリップ事情が、独立して新しいオンラインサービスになったようです!
南アフリカは多様性の国
南アフリカのロコ(海外在住日本人)は世界中を旅して周り、南アフリカにたどり着いたというダーバン在住の「のじ」さん。
今回、のじさんにサービス依頼をした理由は、日本のほぼ反対側で知識もあまりない国に住んでいるロコから話を聞くことで、新しい世界が広がるのではないかと思ったからです。また、単純になぜ南アフリカにのじさんが居るのかも興味がありました。
体験したのは以下の2つのサービス。
事前に話したい事をヒアリングしてもらい、オンライン雑談サービス当日は、のじさんが用意した資料をもとに、南アフリカと日本の比較や、南アフリカの歴史、そして現在の状況までを詳しく教えてもらいました。
そして、Googleストリートビューを使った「バーチャル海外旅行」を体験。
実際のバーチャル海外旅行の様子を一部動画にしてみました。
途中の雑談の様子
オンラインサービスは「ヒト消費」体験
オフラインの良さは、直接現地に行って手触り感のあるリアルな体験と、そこに至るまでの移動時間、航空チケットや宿泊手配など時間をかけることの充実感が味わえることです。
一方、オンラインサービスの特徴は、場所の概念が無くなること。
世界中どこへでも行くことができることで、今までなら想像もつかなかった場所に行って、新しい体験を楽しめます。そして、もっとも重要な点は、そこに住んでいるロコ(海外在住日本人)に興味を持って、その人との出会いを求めることがオンラインサービス利用の動機になることです。
そして、このオンラインでのロコとの出会いが、新しい世界を広げ、世界中に友だちができることで、今度はリアルで友達に会いにオフラインサービス使うようになると良いなと思います。