見出し画像

「Shiwasu」

ふたりのストーリー

パソコンで音楽を作る環境を得て、どのくらいが経ったのか。よく覚えてはいないけれど、毎年12月にその年を総括するという意味合いの曲(デモレベルの)を作って、SoundCloudにアップしていた時期がありました。

これは、2017年12月30日に作った曲で、タイトルはストレートにShiwasu(師走)。少しはひねれよ、2017年末の自分よ。

歌詞は別の曲のために作ったもので、曲調も少し明るめというか、その頃よく聴いていたデス・キャブ・フォー・キューティーの「You Are a Tourist」感あふれるものでした。結果的にその曲を作るのは挫折してしまったのですが、“もう時間だ いざ行こう”という歌詞が何か心に残って、採用することにしました。さらに昔、別のバンドで「ふたり」という曲を作ったのですが、個人的にはその続きのストーリーであるような気もしています。


ウルトラベースと名付ける

レコーディングは、各パートをスタジオで打ち込んでいますが、GarageBandで作成したデモから転用している音もあります。また、Moogのアナログシンセサイザーを導入し、ベースフレーズなどで使用しています。

海外アーティストの音楽では、低音が強調されていることも多く、そういった部分を目指して中盤からMoogでかなり太めの音を入れています。スタジオでは“ウルトラベース”と呼んでいましたが、普通にサブベースですよね。ビョークの「Hyperballad」な感じ。

イヤホンやヘッドホンでも良いのですが、車や自宅のスピーカーで聴いていただくと実感していただけるかなと思います。

また、エレキギターに車田康文さん、シンセサイザーは吉住岳恭さんに参加いただいています。

MVというかイメージビデオは、ニューヨークで撮影していますが、それっぽさゼロに仕上がりました。

#よしだそういちろうぐるーぷ #shiwasu #デスキャブ #ビョーク #音楽 #配信 #リリース #作詞 #レコーディング #シンセサイザー #moog #ニューヨーク