【頑張ってくれてた。】
【頑張ってくれてた。】
4人兄妹の次女。
保育園に預ける時も
私が看護師夜勤へ行く時も
よく泣き叫んだり
私の足にしがみついてた。
引き離すのがつらくて、つらくて。
「ごめんね、ごめんね、ごめんね。」
と、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
私が看護師を辞めた最初の朝、
小学校へ行く次女を見送る時
次女は言いました。
「ママ!ここでおかえりって言ってね!」
「ここのソファーに座っておかえりって言ってね!」
胸が締め付けられました。
次女はいつもひとりで
鍵を開けて
玄関のドアを開けて
誰も居ない空っぽのリビングで
寂しい思いをしていたのだと気がついたんです。
そして
私は自分が仕事を頑張っている
つもりだったけれども
次女は必死でこの寂しさに
耐えていたんだということがよくわかりしました。
お金がない生活のせいで
次女がどれだけ寂しい思いをしてきたことか。
看護師を辞めて
トレーダーになって
私は毎日おかえりを言ってあげられる。
次女が「ママ、ただいま!」と
元気に帰ってくるあの声が
私は大好きです。
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