正誤判別問題攻略法【Mission 26】
▼早速,今日の Mission に挑戦しましょう!
=Mission【26】=
▼次の英文の[ ]内から誤りのある箇所を探し,正しく書き換えなさい。
[001] I [prefer] staying [quietly] at home to [go] to the movies.(西南学院大学)
[002] I spent [a] whole summer [with] my aunt. We enjoyed a rural life, fishing, strolling in the woods, and even canoeing. I am looking forward to [spend] next summer at my [aunt's].(広島県立大学)
[003] Studying in foreign universities [used] to [being] [limited] to wealthy people.(西南学院大学)
▼解答・解説は下にあります。
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
↓↓↓
=Answer【26】=
▼今回の共通テーマは〈to + -ing〉を含んだ表現です。
▼一見,to不定詞のように見えますが,実はtoが前置詞であり,その後に動名詞をつなげねばならないものがあります。太字は頻出のものなので,最優先で覚えましょう。
□ be given to -ing~=~する癖がある/~にふける
□ be opposed to -ing~=~することに反対している
□ be subject to~=~しやすい
□ be used to -ing~=~することに慣れている(=be accustomed to -ing~)
□ get used to -ing~=~することに慣れる(=get accustomed to -ing~)
□ devote oneself to -ing~=~することに専念する
□ have no objection to -ing~=~することに反対しない
□ look forward to -ing~=~することを楽しみにしている
□ object to -ing~=~することに反対する
□prefer A to B =BよりAを好む
cf.) A is preferable to B =AはBより好ましい
□ what do you say to -ing~?=~するのはどうですか?
□ when it comes to -ing~=こと~に関しては
□ with a view to -ing~=~するつもりで/~する目的で
==========
▼また,〈used to〉という表現は,以下のように整理して覚えましょう。
[1] S used to + 原形~
=Sは~した/だった
→現在との対比や過去の規則的で継続的な習慣/状態を表す助動詞
[2] S is used to + -ing~
=Sは~に慣れている
[3] S is used to + 原形~
=Sは~するために使われている
ex) This pot is used to cook potatoes.
=この鍋はジャガイモを調理するのに使われている。
※[3]のusedの発音は[ju:zd]で,[1]と[2]は[ju:st]となることにも注意!
==========
[001] [go]→[going]
[002] [spend]→[spending]
[003] [being]→[be]
==========
[001] preferは〈prefer A to B=BよりAを好む〉という意味ですが,このtoは前置詞なので,goを動名詞のgoingに直します。
訳:私は映画を見に行くよりも家で静かにしていたほうが良い。
[002] 〈loook forward to~=~を楽しみにする〉という意味ですが,このtoは前置詞なので,spendをspendingに直します。
訳:私はまるまるひと夏をおばと共に過ごした。私たちは田舎の生活や,釣りや,森での散策や,カヌーまで楽しんだ。来年の夏をおばの家で過ごすのが楽しみだ。
[003] この文は,Studyingが主語で,used toは「~だった」という意味の助動詞なので,beingをbeに直します。
訳:外国の大学で学ぶことはかつては裕福な人々に限られていた。
=Lesson【26】=
toの後に-ingが来るものは頻出!まとめて覚えよう!