寮祭は吉田寮の最大のイベント。昔は体育祭なんかもやっていたらしい。
前夜祭に始まり、「仮装決起」は学生紛争に見立てた古き時代を楽しむ企画で、仮装姿で「吉田寮祭のうた(※)」を爆唱しながらトラメガ片手に講義中の教室に突入し、寮祭パンフを配って吉田寮をPRする。
※オリジナル（？）の旋律での
「吉田寮祭 吉田寮祭 わーいわーい楽しいな
吉田寮祭 吉田寮祭 わーいわーい楽しいな」
という歌詞から、「おおブレネリ」の替え歌による自虐的な内容に続く愉快な歌（例：大学の敷地内なので教室に近いけど授業にほとんど出ないので意味がない、など）。歌うとなかなか楽しい。
講義を受けている学生は初めての体験に呆然とするが、勝手知ったる教授は寮生が去っていくのを5分ほど待っている。終着点は時計台。昼休憩時間を目掛けて、学生部職員が引き止める中はしごを渡して時計台を占拠する。
学食で昼食を取った後、続いて「仮装パレード」に繰り出す。構内を出て同志社大学を通り抜け、地下鉄でいざ京都駅へ。屋上まで一回りした後、河原町通りの繁華街で終了。
私は初回、結婚当初に仕立ててもらったチマチョゴリを着て参加した。
他にも、伝統的な企画から個人企画まで、大小色々な催し物がある。
仮装して鴨川を逆走する「鴨川レース」
寮食堂を使って盛大に行われる「寮祭ライブ」
食堂の厨房を使ってオープンする食堂「バラバーラ」
長編アニメを休みなしぶっ続けで上映する「耐久上映会」
吉田寮しばい部の公演
他にもたくさん！
正直、催し物はありすぎて当時のもの全ては覚えていない。
今年の寮祭に応援Tシャツを売りに行ったとき寮祭パンフをもらったが、相変わらずバラエティ豊かだったので、興味のある人は来年以降の寮祭にぜひ行ってみてほしい。
寮祭は、だいたい6月頭ごろの週末から次の週末までの8日間ほど、昼夜を問わず続けられる。