ぼちぼち読む。高城和義『パーソンズとアメリカ知識社会』岩波書店
朝の読書。
2月の100分で名著のデュルケムの予習でアメリカ社会学におけるデュルケム受容を読んでいるうちにマートンのアノミー論からパーソンズの構造機能主義に至った。それで読み始めている本。ハーヴァード大学未公刊資料も使って書かれていて読み応えあります。
高城『パーソンズとアメリカ知識社会』では「社会的行動」と訳されているところがある。例えば、53ページ。これはおそらく”social action”だろうが、これを「社会的行為」と訳すのが良いと思われるが、この当時のパーソンズがウェーバーの行為の定義を読んでいたのかどうかがわからないので、actionの意味のコノテーションについては難しいところ。
この論文はハーヴァード大学の未公刊論文なので手軽にアクセスするのも難しいだろう。