幼児は納得が9割。お風呂編
前回はねんねが盛大に乱れるも「本人の納得」をしっかり得たら落ち着いたよと言う話を書きました。(とはいえまだまだ荒れているので完全収束にはほど遠い感じ)
今日はお風呂で納得したら落ち着いたよと言う話。
我が家のお風呂事情
ほちゃふはだいぶ前から「浮く」「沈む」に対してめちゃくちゃ恐怖を抱いている。まだ自然の摂理が理解できていないようだ。恐らくそんな姿は今しかないので、(早く克服してよと思わないこともないが笑)「そこで泣く!へぇー!」と驚いて子供の目線を楽しんでいる。
浮く、沈むが苦手だと何に困るかというと、お風呂。
夏はシャワーで済ませてもいいかなと思うけど、冬はさすがに寒い。湯船に浸かってほしい。
平日はほぼ9割ワンオペ。その時はアニキとほちゃふと3人で入る。お風呂の流れは子供を2人同時にわちゃわちゃ洗い、2人まとめて湯船に入れる。その後、母が洗い、湯船に入る。
ほちゃふは湯船に入るのを嫌がるのだが、なんやかんや入ってしまえばそれなりに楽しむので、「いかに湯船に入っていただくか」がお風呂を楽しむ上では非常に大切だったりする。ちょっと泣いても気をそらしたり楽しくしていると比較的大丈夫のことが多いので、私は本人の気をどう持っていくかを考えながらも積極的に入れるようにしている。
週末でリセットされ、ギャン泣きする月曜
週末は父親が子供をお風呂に入れてくれることが多い。このとき、ほちゃふは洗ってもらったら湯船に入るのを拒否し、自分で浴室の呼び出しボタンを押して「ほちゃふ、でまーす(お風呂場に迎えに来てねー)」と早々とお風呂を終えてしまう。土日の2日連続でこうなった。大人が2人いればわざわざ戦う必要がない。さらっとお風呂を終える。
そして週が明け、月曜日。ワンオペ。湯船に入れようとするとギャン泣きするではないか。金曜日はたしか・・楽しく入っていたぞ?
今日は比較的寒い。私も湯船に入りたい・・
ほちゃふに湯船に入っていただこうと必死になる私。
私「今日パパいないよ?」
ほ「でるうぅぅぅぅぅぅ泣!」
私「ピンポン(呼び出し)押しても誰もいないよ」
ほ「おふろはいらないのぉぉぉぉぉおお泣!」
私「ママも洗いたいんだけど」
ほ「やだぁぁぁぁあああああ泣!」
途方に暮れる。狭い洗場スペースで待っててもらうべきなのか。えー、それはちょっとやだなー。。。と思いながらもう少し説得を試みる。
必要だったのは「見通し」そして「納得」
私「ママ洗い終わるの待っててほしいんだけど」
ほ「…うん(泣き止む)」
私「?!?!?!」
そう。納得したのだ。
いつまで入っていればいいのか、いつになったら出られうのか明確になり、納得したのだ。(ちなみにこのあと、するするっとお風呂に入り、そろそろお風呂おしまいにしようと言っても、でないのおぉぉぉお!!というぐらい、アニキとハッスルしておいででした。2歳児手強い。)
大事だから今日も言います。「幼児は納得が9割」
大事なのは泣き止ませることではない。
目の前で子供がギャン泣きすると、いやいや泣いてもさぁ〜と状況説明をしたくなるのだが、子ども自身がどうすればよいか見通しをきちんと伝える事が大切だ。
今日の場合は
・パパがいないので3人でお風呂をでなくてはならないこと
・私が洗い終わったらいつでもでられるということ
・洗い終わるまで湯船で待っていてほしいということ
これを最初に伝えるべきだった。
確かに、ほちゃふからしたら、
パパいないしって言われても→私はどうしたらいいの?
誰もお迎えに来ないよ→え、私はどうしたらいいの?
となっても不思議ではない。冷静になればこうやって色々考えられるのだが、渦中はそううまくいかない。
だから、こうやって、落ちつたときに少し振り返るのを大事にしたいなと思う。育児で目が回るような忙しさで、時折「んもぉぉぉぉおおおー!!」(私はこれを牛とよんでいる)となってしまっているお方がいたら、ぜひ、1日のうちの1場面でも少し振り返ってみるとよいかもしれない。その場ではかなりどうしようもならないことに感じるのだが、冷静になってみると、案外そうでもないことが少なくない。誰かに話をしてもいい。SNSに投稿してもいい。ノートになぐり書きをしてもいい。
目の前に子供がギャーギャー泣いていて、思考に脳みそを100%使って考えるのは非常に難しいので、ぜひ、落ち着いたときにちょっと振り返ってみてほしい。