ねんねが盛大に乱れる2歳の乱、勃発

このnoteでは、ふわっと軽くなれるような知識やアイデアや考え方、あとは私の日々の雑記を記録しています。

今日は我が家の末っ子長女(ニックネーム、ほちゃふ)が盛大にねんねを乱している話。ほちゃふは2020年1月生まれ、今これを書いてる2022年3月は2歳2ヶ月になる。自我が半端ない、「かわいい」と「ピンク」が大好きな女子だ。

何が起きているのか

産まれてからほちゃふとはずっと別々の寝床で寝てきた。ほちゃふはベビーベッド。わたしは大人の布団。大人がぐっすり眠るためには、子供とは別寝床が良いよねとなり、ベビーベッドでのねんねを習慣としてきた。

どんなに入眠までが乱れても、ベビーベッドに入れてしまえば自力で落ち着いて入眠していた。介入が必要か迷うようなシーンでも、「安全な寝床」を整えたおかげで見守る姿勢を貫くことができた。ほちゃふの中でも「ベビーベッド=私の安心できる寝床」という感じらしく、1歳を過ぎてからはベビーベッド以外ではなかなか寝ないという悩みを抱えているほどだ。(アニキは車ですぐ寝落ちするのに、ほちゃふは頑なに寝ない・・)

2022年2月、ベビーベッドを姪っ子に譲らねばならない都合でベビーベッドをえいやっと卒業し、キッズベッドに変更した。
変更そのものはすんなりいき、さすが我が子!などと思っていたのだが…(これはまたおいおい記事にしますね)

「明け方に親のベッドに侵入する回数が増える、時間が早くなる」
という課題を抱えるようになった。

簡単に言うと、親のベッドに入ってくる行動がエスカレートしているのだ。

これで何が起こるかというと、出たり入ったりの行動が発生するので夜間の睡眠が細切れになる。あと、シングルのベッドに二人で寝るので、ぜんっっぜん、睡眠が取れた感じがしない。

これは私にとって一大事である。何を隠そう、私自身が、心地よくぐっすり眠れることにものすごく幸福を感じる人間なのだ。

なぜエスカレートしたのか?思い当たる節は2つ

ある日突然始まったわけではない。ちゃんと心当たりが2つある。

 ①年末年始の帰省で添い寝を覚えた

車で10分の義実家に帰省して2泊3日、昼寝含めて合計4回の睡眠を添い寝でとった。これは新しい睡眠習慣を獲得するには十分すぎる回数。

築2年の家に住む我が家にとって、真冬の義実家はめちゃ寒い。特に2021年の年末は大寒波だった。エアコン入れてもさむいさむい。なので私は、持参したスリーパーでは寒いのではと、普段布団をかけないほちゃふにせっせと布団をかけた。
近寄ってきたら大人の布団に入れたりもした。

そしたら、帰省が終わってもほちゃふから

「おふとん(かけて)ください」
「ママのおふとんはいるぅぅ」

と、入眠時や夜間の睡眠の浅いタイミングでめちゃくちゃ言うようになってしまった。夜中の良かれと思った行動が新たな習慣にさせてしまった。
たぶん(というか確実に)言えるのは、添い寝であっても私が何もしなかったらこうはならなかった。

 ②ベッドが変わった

当然なのだが、ベビーベッドは柵を上げてしまえば自力で出入りができない。
キッズベッドは自分で出入りができる。

いくら説明しても出れちゃうから出ちゃうのだ。目の前におやつがあったら食べちゃうのと同じで、自分で出れたら出ちゃうのだ。しかも何度か出入りを繰り返しているうち、真っ暗闇な部屋でも上手に出入りができるようになってしまった。どこに出入り口があるのかきちんと身体が覚えているらしい。

ほちゃふは2歳になる前からおしゃべりが闊達で、言葉でのコミュニケーションがとても上手だ。だから、寝る前に自分のベッドで寝ることを説明してみた。どうせ寝ている間の出来事だから、言っても意味ないかな〜というあまり期待しないニュアンスで。

そしたらやっぱり駄目。めっちゃおふとんくださいって言うし、深夜何時か知らないけど(時計見る気にもなれない)ママのお布団はいるぅぅぅって泣かれた(そして面倒だから入れてしまった。悪循環)

ふと頭をよぎる。「幼児は納得が9割」

なんで全然改善の余地がないのか。なんでベビーベッドからキッズベッドにすんなり移行できたのか。

そういえば、ベッドの移行のときは数日前からめちゃくちゃ言い聞かせて、どんな素晴らしい出来事かをめちゃくちゃ伝えた。本人が「ほちゃふはおねーさんべっど、これ(ベビーベッド)はあかちゃんどーじょ?わーい!やったー!(たのしみ)」と自分から言えるところまで説明した。

なぜこれをしたのか。私が幼児の睡眠コンサルをするときは「幼児は納得が9割です、しっかりお子様に伝わる言葉でお話しましょう。ルールが超単純明確になるよう行動しましょう」とお伝えしている。ベッドの移行は拗れたくなかったので、めちゃくちゃ丁寧にステップを踏んだ。そして、今回の件で明らかなのは、ほちゃふ自身が納得をしていない事だと気づいた。今更すぎる。灯台下暗し。。

これはもう実行が難しくないので、気づいた晩からすぐやった。ねんね前にほちゃふのベッドで今日の楽しかったことなどをお話しているのだが、夜中の対応について、しっかりお話して本人の言葉が出るまで伝えてみた。同じことを繰り返したり言い回しを変えたり、とにかく「朝まで自分のベッドで寝る」「困ったらお布団かけるから教えてね」と伝えた。

「おふとんかけて」は再入眠がうまく行かないときに、気持ちを切り替えできる技として有効なときがあると気づいたので、ありがたく温存することにしました。室温がしっかり保てていると発生頻度は低めなので。
これまでは安心布(新生児期に巻いていたスワドル=彼女のねんねのお供)を顔にスンスンして頑張って落ち着いていたけど、冬場は室温がそこそこに保たれているとはいえ、お布団(といってもガーゼケット)の安心感は大きいポイントだったみたい。

そして、「あさまでねんね?」と自分で納得して言えるようになったところで夜のねんねの説明を終了。また起こされちゃうのかな〜とちょっと不安を抱えながら就寝。

そしたら。朝までちゃんと寝るやん!!できるやん!!言っただけなのにできるやん!!!

何事もコミュニケーションは伝わっているかが大事。大事すぎる。

そんなこんなで、わたしが説明をしまくるのを忘れないようにするという対応でなんとか凌いでいるところ。これが新しい習慣になってお互い朝までぐっすり眠れますようにとお祈りしている。

2歳児とはいえ、産まれて2年間、親とみっちりしっかりコミュニケーションをとってきたのだ。ある日、スポーン!と産まれて親しか頼れる人がいない状況でしっかり状況を観察し、表情を読み取り生き抜いてきたのだ。彼らのスキルを侮ってはいけない。そして、私達も子供をしっかり信頼しなくちゃならない。

「幼児は納得が9割」本当に奥が深いなと思った出来事。
これはちょっと前の出来事を書いているんですが、今日またまた「幼児は納得が9割」に遭遇したので次回に続きます。次回はお風呂編。

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