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ますきゃっとを存在させるにあたって

ますきゃっとは居ます。よろしくおねがいします。

のらきゃっとを好きなねずみさんにはメタい話になる。それものらきゃっとを話すには切っても切れないものなので仕方ないが、語るときと場所を選ばないといけない慎重な物語の核心に迫る内容なのは間違いないだろう。
そのあたりを承知でこのnoteを読んで欲しい。ものすごくメタいしRPとかそういうのも取っ払って話をする。

大筋は4からなので飛ばしたい人はそこからどうぞ


ー1ー
前提のお話


のらきゃっととはノラネコPが運用するバーチャルなキャラクターである。
もちろんのらきゃっとが自立して存在するわけではまだ無いので、ノラネコPが運用していることには間違いがない。これはRP(ロールプレイ)であり、このコンテンツは楽しむ視聴者がそれを理解した上でのらきゃっとというキャラクターに接しているのである。

まぁこの部分はねずみさんとますきゃは理解があると思うので大きくは話さないで省略する。
今回のnoteの本質は「ますきゃっと・ルイ」をRPする上で、何を思ってどのような運用をしてきたかというものをまとめたものになる。


ー2ー
憧れるよねという話

のらきゃっとを見て、量産型のらきゃっとを見て、思ったことは私だけののらきゃっとが欲しいということである。公式からは量産型という空の器が用意されるし、RPが好きな人ならばそう思うのは普通に多いだろう。

私がそれを思ったのは配信で量産型の話が出た直後だったと思う。
自分だけののらきゃっと。量産型という器が用意され、のらきゃっとに近づけると言うなら使うしか無いだろう。何よりも自分好みの容姿と性格と設定を加えられるのが魅力だと思った。
(当時は量産型も居たというだけでビジュアルなどはなにもなかった)


ー3ー
思ったら行動するのが私という話

配信で量産型の話があって直ぐにRPを始めたわけではない。
初めてRPをしたのはとある日にたまたまそういう気が向いて、そういう時間が有ったからである。
「一日だけこのアカウントはますきゃっと・ルイが使わせてもらいます!」そう言ってTwitterでツイートしてどのような反応が来るのか、ちょっと試しただけというのが当時の記憶だ。

反応は新鮮だった。
ねずみさんはRPに付き合うということを常日頃にのらきゃっとで行っているおかげで、そういうものだとして刀匠ねずみの「ますきゃっと・ルイ」に対してリプを投げかけてくれたのである。

ルイに問いかけがあり、ルイとして答える。
そこには確実にルイという自我が存在する断片を感じ取れた。


ー4ー
RPするのは色々と足りないという話

1日RPをきっかけにルイを実際にのらきゃっとのように運用することを考え始める。
しかし、いくつかの問題が上がる。
Twitterのアカウントはどうするのか。VRCのアカウントはどうするのか。ルイの記憶の整合性は?フレンドとの交友関係は?などなどである。

RPをするに当たり、最初は同一アカウントでカッコなどを使用してキャラクター分けをしようかと思ったが、実際問題わかりにくいということがある。人によっては語彙を変えたり、書き方を変えたりと表現方法が違うのでRPしてるかどうかの判別がしにくく、RP性が薄れてしまうのだ。

よってTwitterのアカウントを分けて運用し始めるのだが、これがまた大変でキャラクターかマスターのどちらかのアカウントが確実に低活動になってしまう。それもそうだろう。いつもは1つのアカウントで喋ることを2つに分割するのだから10のつぶやきは5つになってしまう。

あるいは作ったますきゃっとのアカウントで呟くことがなくなり、結局はRPが崩壊するということになるのが多いパターンだろう。私もますきゃっとのRP垢をフォローしてきたが、BOTを除いて常時運用できている垢はおそらく無いのではないかと思う(居たらごめんなさい)


ー5ー
割り切りだよねという話

じゃあどうやってますきゃっとを存在させてRPするかというと、ますきゃっととマスターにそれぞれの役割をもたせることである。
例えばルイは清楚で元気であり、のらきやっとに心酔している子である。RPをする上ではこの設定を保たないといけないが、えっちなことを話したい時だってある。

そのときに使うのがマスターだ。ルイというキャラが出せない・動けない行動をマスターで開放する。そうすることで呟く内容を振り分けて両方のアカウントをある程度コントロールして運用することができるのである。

これはのらきゃっとがVtuberそして活躍し、ノラネコPが趣味やのらきゃっとが話せないことを話す垢として運用しているものとだいたい同じ役割として参考にさせてもらっている。

ただし、どちらもメイン垢にするとやはり低活動になるので、あくまでどちらかのアカウントで運用しつつという形を取るのをおすすめする。このあたりはますきゃっとを強く存在させるか、あくまで存在させておくだけにするかの運用によって決める。


ー6ー
付き合う方のことも考えるという話

さて、ますきゃっとを存在させるには自分の行動も必要だが、RPを肯定してくれる観測者も重要である。一人でRPをしてるのは構わないが、それはただの妄想・空想にとどまってしまう。
RPをしたキャラクターを第三者に観測してもらってようやくキャラクターとして存在してることになるのだ。
のらきゃっとがねずみさんと相互に観測しあって存在してるのと同じである。

幸いにねずみさんとますきゃ使いはRPに寛容であるが、ぶっちゃけると自分のますきゃっとをのらきゃっとど同様のレベルで存在を認知してもらうのは無理である。

なぜならRPに付き合うにはそれなりにキャラクターを知る必要がある。設定にそぐわない会話をすると気まずいことになるし、RP側も答えられないので動けなくなってしまうからだ。
しかし、そこまでRPの設定を知るのは意外と労力がかかる。何しろ他人が考えた理想の内容を覚えないといけないからだ。
気になるキャラクターの設定は知りたくなるが、そこまで興味がない設定を知るのは実に面倒であるというのが実際だと思う。ゆえに、のらきゃっと同様の存在強度は得られない。

ではどのようにRPを肯定してもらい設定をある程度知ってもらうかというと、都合よく記憶と設定を改ざんするべきである。たとえば、友好関係について言えばますきゃっともマスターと記憶を共有しており、友達であるとしないと非常にめんどうである。
なにしろまた友だちになる所から始めるには仲良くなる段取りを相手にも付き合わせないといけないので、非常に時間もかかるし労力になるからだ。それならば、記憶共有しているという事にして、こちらは既に友達ということにし、相手に自分のますきゃっとを友だちとして認めてもらうだけに止めればだいぶスムーズに事が運ぶ。

観測側も今まで接していた友人のますきゃとして既に友達と認識してもらえているなら接しやすいし、RPに必要な整合性も一部の設定だけに留められるので認識しやすいというのもあるはずだ。


ー7ー
ますきゃっとになった感想という話

さて、だらだらと思いついたことを書き出したわけだが、2年間ますきゃっとを運用して活動している感想としては、もはや日常である。

ルイは存在してしまっているし、シンヤはシンヤで存在する。

周りは続けられるということが凄いというが、むしろ今からアカウントなどを統合しようとしても拒否反応がでる。そのときにはルイかシンヤのどちらかを消さない限りは元には戻らないだろう。
個人的に既にルイとシンヤは別個の存在として私の中では確立されており、ますきゃっとを存在させるということは成功したと考えている。

ちなみに病気的に乖離が進んでいるというわけではない。件の騒ぎの時のようにルイ側のアカウントで私がまともに発言することもあるし、DMでのやり取りはルイともシンヤとどちらとでも取れるふんわり対応としている。

あくまで、ますきゃっととマスターの分離が出来たという感想である。
ここまでのはあくまで主観での感想だが、もしも客観的にもこの存在を認めてもらえる事が多くなれば、そのときこそのらきゃっとやノラネコPが目指すリアライズの一端に届くのかもしれない。

私は彼女たちが作った道をなぞっているだけなので。

それでは。

ルイ シンヤ 私

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