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1ヶ月、ふくしまぐらし、してみた。【福島市移住体験】

2024年1月3日から2024年1月28日まで、福島市にて移住体験・ワーケーションをしてきました。
その雑記まとめです。


【筆者のこと】

33歳。女。独身。
神奈川県鵠沼海岸にて一人暮らし。ペットなし。
本業、書道愛好家。
副業、多々。
非喫煙者、大酒家。
一日の時間の使い方は、以下でほとんど完結する。

・散歩
海、川などの水辺を好む
・仕事
ややワーカーホリック気味、平均すると1日14~16時間程度の労働時間
・食事
鮨、天ぷら、焼き鳥、鉄板焼きなど、カウンターごしに待ってれば美味いものが供されるスタイルが好み。メニューを注文するのは下手くそ。
・酒
最近はワインに傾倒。特に日本、サルデーニャワインと日本食の組み合わせに心酔。日本酒、ビール、焼酎、ウイスキーも嗜む程度に。
・ゴルフ
練習、レッスン、ラウンド、シミュレーションなんでもござれ。

【ふくしまぐらしとの出会い】

お手伝いしている会社その1、のSlackチャンネルにて。
ふくしまぐらし参加者募集 の投稿を発見。
その会社の正社員のみが対象かと思っていたが、業務委託でも参加可能とのことで応募することに。

特に選考等もなく、参加決定となる。
zoomにて初回ミーティング。
この時点では福島県内のどこで移住体験をするのかも不確定とのこと。
ぶっとびカードかな?

行くのが12月~3月と、冬であることだけ確定しているので、
会津はちょっと・・・とだけ要望出しました。
それが通ったのかはわかりませんが、滞在先は福島市に決定。
願わくば浜通りが良かったな。冬でもゴルフできるし。

【滞在先のこと】

1LDK、駐車場あり。
築年数10年以下(推測)。
福島駅から徒歩15~17分。
家具家電付き。ウォシュレット有り。
部屋広い。風呂広い。

駐車場あり、ありがたかったですね。
軽自動車を所有しており、それを持ち込みたい旨を伝えていたからだと思いますが。
家の眼の前に駐車場がついている物件でした。
(見出しの画像は部屋から撮影したマイカー。)
近隣の似たような物件が管理費込みで6.5万円くらいの家賃なのでまぁそう遠くないでしょう。
福島駅という新幹線駅から徒歩圏内で、この金額ってのはやっぱり魅力よね。
ちなみに我が鵠沼海岸で同じ条件(駐車場込み)で探したところ11~14万円くらいが相場。くぅ。

エアコンだけで暖房は意外となんとかなっちゃうものだし、水抜きも基本いらない。
お風呂のお湯だけ抜かないようにね、ってことだったかな。
寒冷地っぽさでいうと、あんまり洗濯物は外干しできないことくらい。
急に雪降るんでねw凍るw

【福島市での暮らし】

今回は、移住体験とのことだったのでなるべく自然体で暮らすようにしていました。
これまでも1ヶ月程度の長期ワーケーションは国内海外ともに経験しているので、なんとなく1ヶ月の過ごし方の目安はわかっているつもり。
機会があれば、北海道編・宮古島編・サルデーニャ島編・ケアンズ編などの記事もアップしていきます。

移住体験が決まったらまずやること① 滞在場所周辺の高級飲食店を調査する

私の趣味は食と酒。
通常の旅行でも食事が観光のウェイトの8割を占めます。

探す手順は主に以下の通り。

  1. POCKET CONCIERGEで検索

  2. 一休レストランで検索

  3. その地域のワイナリー・酒蔵の公式ページから「そのお酒を飲める店」等のリンクがないか調査

今回の調査結果(滞在開始後に調査したお店も含む):福島市いいかんじ飲食店リスト

(順不同・敬称略)

見る人が見ると、なんとなく好みがわかるはず。
1ヶ月ほどの滞在が決まったら、まずは店を調査して予約必須店かどうかを確認します。
その後、予約必須(あるいは推奨店)について、先に日程を決め打ち、予約。
先に決めた予約日を軸に、他のお店の来訪日を決めていく。
場合によってはダブルヘッダーになることも。
時間調整と、人数調整はしっかりと。
1人来訪不可のお店もあるため、その場合には同行者募集も忘れずに。

食事の予定が立つと、自ずと仕事の時間も決まるというものです。

移住体験が決まったらまずやること② 滞在場所周辺の滞在日の気温を調査する

これ、非常に重要です。
気温・気象によって持ち物、心構えが変わります。
なんとなくで持ち物を決めないこと。
今回は車での移動であったため、ある程度の荷物の増減が許容できました。
飛行機移動の場合は死活問題。
現地で調達、ももちろんできますが、それって無駄な出費になってない?ってとこ大事です。(自戒)

移住体験が決まったらまずやること③ 周辺アクティビティで自分が興味の持てそうなことがないか調査する

すでにやりたいことがある!って場合にはそれを深掘りすればOK。
何ができるのかがそもそもわからないぞ、って場合には

などで検索して、興味のあるアクティビティをピックアップする。
予算感や、開催曜日・時間帯などを事前に把握しておく。
予定してた曜日にそもそも開催がない、事前予約2週間前までに必須!などあるあるなので注意。
雨天・荒天時に開催があるのかについても要チェック。
少し遠出をする場合には、突然のキャンセルなどで時間がまるまる空くことを想定して、代替案は2つくらいあるとベター。
思ったより時間が余ったときなんかにも使えるリストになる。

移住体験が決まったらまずやること④ 仕事場を確保する

自分の仕事と照らし合わせて、快適な作業環境を確保する。
割り当てられた自宅を快適にするのか、良さそうなコワーキングスペースを探すのか、電源カフェで作業可能な場所を探すのか。
使用したい環境に合わせて自分で調整していく必要がある。
その日ごとに仕事内容が変わる場合もあるだろうしね。

モニター必須の場合。
滞在時の自宅を魔改造するのが一番楽。
都内近郊にはモニター貸出有りのコワーキングスペースも増えているが、地方だとまず見ない。
MacのサイドカーでiPadをディスプレイ化する、なども出先ではアリ。

移住体験で感じたこと① 車はスタッドレスに変えよう

今回、ケチってノーマルタイヤで福島市入りをしてしまった。
結局のところ、滞在約1ヶ月弱の間で雪が降ったのは3日間。
それも、朝まで雪が降っていても、その日の日中にはほぼ雪がなくなるような程度。
でも、スタッドレスを履かせた方がいいと思う。
いざ遊ぼうと思うと雪の日にピンポイントに被るだけでなく、ちょっと山の方に行きたいんだけど大丈夫かな?あの日当たりの悪い道大丈夫かな?
と、結構疑心暗鬼になる。
これで割と行動範囲が狭まってしまった感が否めない。
黙ってスタッドレスに変えておいて、雪?知らん!今日も遊ぶぞ!って方がきっと有意義。

それとは別として、温泉地の観光案内所の公式Twitter(現X)さんなんかが、現在の積雪量みたいなのを毎日更新してくれたらめっちゃ嬉しい。
そっちでは当たり前の路面状況が、伺う側からするとわからんのですよ。
日帰りで温泉に入ろうと計画している場合、なかなか手間取らせるの申し訳なさすぎて施設に電話するのためらわれるんでね・・・。

移住体験で感じたこと②中通り、魚はちょっと弱いかもしれない

私は、「趣味:寿司」といっても過言ではないのですが。
福島市内で寿司店を調べてみて、絶対に!というところはちょっと出なかった。
また、実際に福島市に行ってみて、スーパーの中の鮮魚コーナーの扱いの小ささにびっくりした。
精肉コーナーの3分の1くらいしかケースがない。
そのケース内もサーモン多め。
その代わり、肉は美味しいです。各種。

移住体験で感じたこと③地元愛が強めの市民性かもしれない

定住を決めた人は、福島市から離れない。とどこかの店で聞いた。
そうかもしれない。
いわゆる大手チェーンで、見当たらないお店はなく、生活に困ることはない。
福島市の飲食店もどちらかというと、この街っていい街でしょ?ってスタンスの方が多い。

田舎というよりは地方都市。
車さえあればちょっと走らせたら"田舎"っぽい自然にも触れられる。
何がある、ってわけじゃない。
けど、何もない、ってこともない。
滞在する目的を自分で見つけられさえすれば、居心地は良い街だと思います。
今度は暖かい季節に、自然と触れ合うアクティビティとか、ゴルフとか、福島ホープスの応援とか、そんなんで滞在してみたいですね。

【ふくしま滞在記 2024月1月3日(水) 〜28日(日)】全26日間 総リンク

ふくしまぐらし、全26日間の記録を日々の日記形式でまとめており、
どなたでもお気軽に閲覧していただければ嬉しいです🥺

2023年1月3日(水) 【ふくしまぐらし 0日目】神奈川から福島へ

2024年1月4日(木)【ふくしまぐらし 1日目】角打ちで日本酒飲みくらべ

2024年1月5日(金)【ふくしまぐらし 2日目】クリエイティブビジネスサロン初来訪

2024年1月6日(土)【ふくしまぐらし 3日目 】福島地酒で晩酌

2024年1月7日(日)【ふくしまぐらし 4日目 】予報に震えた夜

2024年1月8日(月・祝)【ふくしまぐらし 5日目 】はじめての雪

2024年1月9日(火)~10日(水)【ふくしまぐらし 6・7日目 】天ぷら ひら井

2024年1月11日(木)【ふくしまぐらし 8日目 】牛めしと高速バス

2024年1月12日(金)~14(日)【ふくしまぐらし? 9日目~11日目 】福島から一時帰京

2024年1月15日(月)【ふくしまぐらし 12日目】失われた記憶

2024年1月16日(火)【ふくしまぐらし 13日目】2度目の雪、そして疲労

2024年1月17日(水)【ふくしまぐらし 14日目 】角打ちビストロ 蔵ひろ / 喜楽

2024年1月18日(木)【ふくしまぐらし 16日目 】福島ホープスと馬刺し、和食DINING 優彩

2024年1月19日(金)【ふくしまぐらし 17日目 】飯坂温泉

2024年1月20日(土)〜21(日)【ふくしまぐらし? 18~19日目 】福島 to 羽田 to 札幌

2024年1月22日(月)【ふくしまぐらし 20日目 】札幌から福島へ、和肴ごとくの川俣シャモ

2024年1月23日(火)【ふくしまぐらし 21日目 】ワカサギ釣り@桧原湖

2024年1月24日(水)【ふくしまぐらし 22日目 】珠玉のイタリアンAoyagi、haccobaのクラフトサケ

2024年1月25日(木)【ふくしまぐらし 23日目 】陽風水、川俣シャモ焼き鳥

2024年1月26日(金)【ふくしまぐらし 最終日・24日目 】コメダ珈琲店はいつでも最強



【総括 ふくしま、どうだった?】

1月をほぼ丸々過ごした福島市、全体を通して感じたこと。

よかったこと

  • 思ったより都会だった(チェーン店は何でもある)

  • 駐車場が基本的に無料(お店には必ずでっかい駐車場がある)

  • 飲食店のレベルは他の同規模の地方都市と比べて高い(ふくしまのことが好きだから、ここでやってます、ここの食材使ってます、ってタイプのこだわりのあるお店が多い)

  • 市内は平坦なので歩きやすい(坂はほぼない)

  • 車の運転が荒くない(みんな譲り合いの精神、歩行者への配慮のある運転だった)

  • 代行の充実っぷり、タクシーの数(東口の繁華街は代行とタクシーで埋め尽くされてる、配車アプリGOが使えるのも◎)

  • あんまり寒くない(体感で東京・神奈川と気温は変わらない)

イマイチだったこと

  • 散歩する場所がない(普段は海とか川とか神社とかに散歩する人間が、散歩してワクワクする場所がない。良くも悪くも普通の街。歩かなすぎて月で3kg太った。)

  • 雪の降る頻度が微妙すぎる(月3回・・・。スタッドレス代が微妙すぎる。)

  • 西口と東口の通り抜けが大変すぎる(なんであんなに複雑なルートなの?目的地が西口なのか東口なのかで15分余計に見積もる必要がある)

  • 日本酒以外の酒文化が弱い(新鶴アルバリーニョ、市内で売って >< )

  • ランチ難民になりがち(13時すぎたら難民ほぼ確)

  • ガソリンがなぜか高い(神奈川158円、福島180円の謎)

まとめ

と、まあつらつら書きましたが。
いい街でした、福島市。
一番の推しポイントは温泉かな。
近場に3つあるのはすごい。

コワーキングスペースの利用を勧められていたんですが、コンセントの数・モニターがない点・食事不可の点から、家を借りていただいている身としてはあまり足が向かなかったです。
きれいなんだけどね。
一方で、数日だけ福島市に滞在する人で、作業場を探しているのであれば良いスペースだったと思います。
安いし、席あいてるし。

食に関しては地元食材にこだわりのある飲食店が多くて、住んでいる人に愛されている土地なんだなぁということがよく伝わりました。
haccobaさんのような若い世代の面白い取り組みのサケもあるしね。
恵まれた農業環境なんだと思います。

今回は1月ということで、主に雪の意味で様々行動に制限がありました。
温かい季節なら、また違う観点がありそうだなぁ。と思います。
良いゴルフ場、いくつか教えてもらったので来ようかな。

ありがとうございました、ふくしま。


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