癖(ヘキ)をぶちまける為に3,980円で香水を作った話 届いた!〜

初めまして、或いは前の記事から来て頂き有り難うございます。たすくと申します。
この記事はScentlyさんで香水を作った話(失敗談)の続きです。
前編はこちらです↓。

不要な齟齬を避ける為、前編の前置きだけは目を通して頂けますと有り難いです。
結論だけ読みたい方は、目次より8.反省点・結論へお進み下さい。
24.9.13 反省と結論、少し書き足しました。



5.到着


注文から悶々と待つ事3週間近く、癖語りの返答ーーもとい自キャラCPの香水が手元に届きました。

箱の中はこんな感じです。
上手く撮れない……
香水ボトルと、Scentlyさんからの「香りの解釈レター」、レターにはイメージカラーが配色されています。そうです、お手紙付きなんです。ガチ返答です。ぶん殴られる準備は出来ている。
因みに色ですが、カラーコードを入れなかったので、微妙にイメージとずれました。当たり前です。


6.香り


レターを読む前に、ワンプッシュ手首に付けてみました。
うー……ん、柑橘!
がっつり柑橘系、レモンの様な強い香りと、柑橘特有の苦味・渋味があります。甘い匂いも鼻に残ります。
オーダーシートを作成した際、好きな香りにミントを入れて、苦手に柑橘を入れなかったので、入る気はしていました。これはもう100%自分が悪いので、トップから苦手な香りが来てしまったのは反省しか無いです。
気を取り直して、お手紙を読みました。

此方が「香りの解説レター」です。恥ずかしいので一部伏せていますが、基本的に全文掲載可能です。Scentlyさんはガイドラインもしっかりしていて、二次創作からの推し香水レポも安心ですよ。

ではトップノートから、香り(分かりづらいもの)と花言葉をGoogle先生に聞いて、分かるだけ載せていきます。
Scentlyさんの香水は花言葉にも解釈が含まれている事があるそうです。

TOP NOTE
プチグレン(ビターオレンジ)
香り:グリーン調の青々しいハーバルの中に、ほのかに甘さやビターな大人っぽさを感じる香り
花言葉:花嫁の喜び、純潔、愛らしさ、寛大、相思相愛

ライム
花言葉:あなたを見守る、刺激

レモン
花言葉:思慮分別、誠実な愛、心からの思慕、香気、愛に忠実、熱意

MIDDLE NOTE
ネロリ(ビターオレンジ)
香り:オレンジのような明るい爽やかさと花精油ならではの華やかさを合わせ持つ非常に魅力的な香り

ミント
花言葉:美徳、効能、温かい心遣い、かけがえのない時間、感情の温かさ、真心、燃え上がる恋、懸命さと美徳、もう一度仲良くしましょう、元気回復

タイム
香り:香水の原料にも使用されるマスティックタイムは、甘い香りがする
花言葉:勇気、活力、清潔感

LAST NOTE
アンブレットシード
香り:ムスクのような温かみのある香り

ブラックティー

ムスク
香り:甘くパウダリーで温かみがあるとされ、石鹸のような香り、お風呂上がりの香りとも言われる

書いてある事を参考に、次は足首にワンプッシュして香りを確かめます。
トップノート、1番初め強烈に香るのがレモン、苦味渋味を含むのがライム、甘くてオレンジ感があるのがプチグレン、でしょうか。割と直ぐに甘い香りへ変わります。
柑橘系の芳香剤に近いな……そして今回の2人からは遠いな……と言う香り。

30分待たずにミドルノート、恐らくプチグレンからスライドしたネロリでしょうか、更に香りが甘くなりました。タイムも多分この甘さを助長しています。ミントは、深く吸うと少し鼻にすうっとした爽やかさが来る、程度の奥ゆかしさです。後、既にほんのりムスクが香って来ている気がします。
まだ2人らしさは見えません。自分の中にある、「甘い香水」のイメージに近い匂いです。

ここから1時間過ぎて、香りは甘いまま方向性が変わりました。ラストノートですね。ムスクに似た香り×ムスクでかなりのムスクです。何を言ってるんでしょうか。奥に感じる渋味は恐らくブラックティー。
ん、ああー、何か馴染んできて、何と形容すれば良いのか……体の匂い(体臭と言うよりは「赤ちゃんの匂い」とかに近い感覚)を概念化したような香りになってきました。何でしょうね、めっちゃ美人(二次元)が、何もしない状態でこんな匂いしそうみたいな。偏見ですが。
2人からこの匂い……する、かも。ああ、突然の解釈ニアピン。こう言うの好きです。


7.癖語りへの返答への感想


香りは苦手、からの解釈不一致、からの解釈近い、で失敗寄りの結果でしたが、癖語りしたいと言う当初の目的からいくと、かなり満足度は高かったです。
先ずオーダーシートが楽し過ぎる。この時点で既に掌編小説一本上げたくらいの充実感です。しかも癖をぶちまけても怒られないし、人でなし扱いもされません。まあ、文字数999×2じゃ全然足りなかったんですけどね……フヒヒ
その上、キャラのイメージカラーの入ったレターまで貰える。このお手紙と香水こそが、語った癖に対するScentlyさん––つまり第三者の二次創作な訳ですよ。感無量。
レターの中身については、読んでて恥ずかしくてにこにこしてしまいました。際どい癖について触れないのはきっとはScentlyさんの良心。
すれ違いに重きを置いてるの素晴らしいですね。そうです大好物ですすれ違う2人。リベンジの際も、そこ強調していこうと思いました。
後、自分が結構匂いに拘る人間だった、と気付けたのも良かったです。


8.反省点・結論

反省(推察含む)のまとめとしては、
・自分の好きな香り、嫌いな香りは少し予習するなりして、なるべく具体的に挙げておいた方ががっかりしない(柑橘、ウッディ、フローラル、バニラ、煙草、具体的な果物や植物……)沢山の香りが入るので、特に苦手はある程度数があった方が、選ぶ側も傾向が分かりやすいかも
・全体的な香りのイメージもあった方が良いかも知れない、すっきりしたとか重めとか
・イメージカラーはカラーコード使用
 CMYK系よりRGBお勧め、色域的にCMYK指定だと渋めに上がりそう+レターの色に蛍ピ的なの使ってる?的な鮮やかさがあったので
・設定やキャラ説明は強調したい部分を書き込む、他は輪郭を取るくらいに留めると、解釈が一致しやすいのではと感じた

最後に結論ですが、Scentlyさんの推し香水は、癖語りしたい、でも香水に興味無い人でも、十二分に楽しめますので、とてもお勧めです‼︎
無論、香水に興味のある方なら尚の事。
後、設定・香り・色に拘りのある方は、事前準備をしっかりしておけばとても楽しめると思います(自戒)!
迷っている方は、懐に余裕がありましたら是非一度、体験してみて下さい。


長々とお付き合い頂き有り難うございます。
リベンジしたら再び感想でも書こうかなと思いますので、その際はまた見て頂けますと幸いです。

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