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心の内側にある声

形は大切ですが、内側の声も同時に大切。
これが前回の終わりにお伝えしたことです。

今回は、内側の声をどうやって外に出すか。
どうやったら伝わる言葉を使うことができるかということをお伝えします。
前回の記事をまだ読んでないかたは先に読んでいただくと分かりやすい内容になります。

心の声(想い)を何とか細かく伝えたい。
そう思うのは当然なんです。
伝えたいことがあるけど、10%くらいでいいから伝わってほしいと思う人はいなくてほとんどの人が100%に近い伝わりを期待していると思います。

実際はどうでしょうか。

大げさに言ってますが、実際は10%くらいしかあなたの想いは伝わってないと思った方がいい。
それは、相手が分からず屋ということではなく、頭が悪くて理解できないわわけでもありません。

あなたの想いがちゃんと言葉になってないということです。

つまり、あなたの想いが言葉になるときに何パーセントくらい正確に言葉になっているのかなんです。
言葉が大事と考えるなら、言葉で何かを伝えたいと思うなら自分の想いを完璧に言葉に変換する必要があるんです。

ですが、なかなかそれも難しい。

場の雰囲気や体調も関係してくるし、話している内に話したいことが浮かんできてごっちゃになってしますこともあるでしょう。
そこで、どんどん自分の伝えたいことからズレていきます。

言葉が重要なら、話すことよりも先にあなたの中で言葉になっていなくてはなりません。
そうしないと、想いは外に出るときに形を変えてしまいます。

結論ですが、伝えたいことと言葉が違う方向に進んでいる状態ができあがります。


なぜ話し方だけを学んでも伝わる言葉にならないとまで言っているのかというと、言葉として扱っているからです。
大事な想いを伝えたいのに、言葉を切り離して考えている内は、想いではなく言葉が先に伝わってしまいます。

話し方を学ぶ前にすることがあります。
もちろん同時に学ぶことでもいいのですが、ここは極端に学ぶことをおすすめします。
仮に話し方がうまくなってしまうと想いは違ったものとして伝わることになります。

ものすごく極論ですが、言葉だけを強化している人と言えば詐欺という人たちがいます。想いなんかは関係ない。
言葉巧みに人に寄っていく人たちです。

想いではなく、外側の言葉だけを鍛えた人の代表例です。

少し極端な気もしますが、中身がなくて話し方がうまい人って必要ないと思ってます。それよりも、話し方がいまいちだけど想いが伝わる方がよっぽど価値があります。

多くの人がそちらを目指しているように見えます。

言葉を道具としか扱っていない為に、どんなに鍛えても想いは伝わりません。伝え方やしゃべり方の本を何冊読んでも向かう先は目指していものではないということ。

まずは想いが内側にあるうちに言葉に変換できているかなんです。

今回はどうやって想いを外側に出すかを書こうと思いましたが、結論としては、内側にある想いをまず内側で言葉に変換することです。

相手によって言葉は姿を変えます。
これは捉え方などでも変わりますので、常にフラフラしたものだと考えてください。
その時に必要になってくるのが、伝わりが悪くてもブレない心の声です。

その想いを理解し、言葉に置き換えておくと違う伝わりだったときに瞬時に気づくことができます。
まずはあなたの想い。それが、言葉に変換されてもあなたの想いから離れてなければうまく話さなくても必ず伝わります。

外に出た言葉と内側にあったときの言葉の差に気づくことができれば、想いは内側で言葉になっていきます。
つまり、伝わることになります。

今日からできることは、相手に伝わる前に自分は言いたいことを言葉にできているかを考えてみること。
思いついたことが言葉に意識を向けることです。

今回も少し長くなってしまいましたが、途中から同じ話を何回もしています。これが外にうまく出せてない言葉です。
私も学びながら、言葉をする訓練をしていきます。

想いが伝わる話し方は、話し方にフォーカスするのではなく想いを言葉に変換することにフォーカスしてみましょう。
次回は具体的に言葉にしたいと思います。

最後までありがとうございました。

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