【お金の授業】結局価値があるものしか残らない!
お金の授業として経済についてお伝えしていますが、資本主義から価値主義に変わったのではなく、価値があるものにしかお金を払わないということは、資本経済も価値経済の一部でしかないのです。
お金ではなく信用などの見えない価値で回る経済は今も昔も変わらないということです。
ソーシャルメディア上で多くのフォロアーを抱えるインフルエンサーが中心の経済といってもよいくらいです。
お金の変わりに信用によって消費を大きく動かすことが出来ることが価値経済のカタチです。
価値が表に出て来たということはホンモノしか残らないということ!
今までも価値がないもので経済が動いたことはなく、価値の見かたが少し偏っていた状態が続いていただけなんです。今まで続けていたから、なんとなく、変えるのが面倒だという理由のものが必然的に必要ないものとして評価される。これは始まったことではなく、もともとあった価値のカタチです。
お金を持っている人が影響力があり経済を動かすのと違い、お金のあるなしに関わらず経済を動かしていける存在がいるということは事実です。
お金を動かそうと思ったら動かせる状態。
必要な時だけお金を動かせるといった状態が今の経済のカタチかもしれません。
見た目でお金を持っているかは分からないが、何か動かしたい情報があったら情報をアップしフォロアーを動かすという経済のカタチで、そこから消費者が動き出す。つまり経済が動き出すという仕組みになっています。
この流れで、フォロアーを多く持っている女子高生が月に200万円を稼ぐのも普通のことになっています。
現在、日本にはそのような経済の中心にいる女子高生が200人程度いるようです。
評価や信用が次々と生まれ、資本経済のように価値経済が動いています。
価値にフォーカスするようになったきっかけ
なぜ今の時代は価値の時代と言われるようになって来たのか。それは、個人が個人として生きていくようになって来たからではないでしょうか。個人の活躍が小さい時代と違って、個人が世界と繋がれる時代になり、個人のチカラが企業と変わらず発揮出来るという点にあります。これから更に動き出す個人のチカラ。これが価値主義経済のスタートになるのです。
正解を探す動きから、正解を創る動きに変わり、個人が企業と変わらないチカラを持つようになり、それまで隠れていた個人の価値に焦点があって来たのでしょう。
今流行りの『炎上』
毎日繰り返されるネットでの行為は、ネットを使い人々を動かすということに関しては変わりがないように見えますが、関心と信用は全く違うものということを忘れてはいけない。
信用をお金に替えることの出来るインフルエンサーと、ただのネットを動かすことが出来る人では全くの別物。ネットを使い人々を動かすという点において、勘違いの進化系ではないかと思います。
自分の価値を関心を引くことで印象付ける、それが自分の価値観に変換されているのかもしれません。
動かす点において同じかもしれませんが、それに経済自体は動かないのです。逆に自分の経済という心配をした方が良さそうです。
これからの生き方
これからの生き方で注目して欲しいのは、この流れに乗るのも一つの手ですが、一度ヒットしてしまったやり方の二番煎じが消えるスピードがものすごいということを覚えておいて欲しい。
二番煎じくらいでも十分稼げるというのは、ほんの一か月くらのズレならまだ分かりませんが、ヒットしたやり方の消えかたが倍速になっています。
ヒットさせた本人以外は手遅れ状態。
それを自分の存在をプラスして、違うカタチにしていくことが次のヒットを生むのです。稼いでいる人がいるから、同じやり方をすれば少しは稼げるなんて動きはもう通用しません。
タイミングが良ければ、もしかしたら、、
くらいのものです。
まとめ
注目すること、関心を持つことが経済の基盤になってくるでしょう。
ですが、そこに信用が付かないことをしても自分の経済がよくなることはありません。それでも経済は動いているでしょう。
もちろん悪い方に動いているということです。
自分を中心に回っているのではなく、どこかの企業の経済を悪くして、違う業界の経済が動いています。そこだけ見ると『ネットの炎上』も経済を動かしているとは一応言えるかもしれません。
求めているのが脚光を浴びたいという点、話の中心になりたい。ただそれだけのことでしかないのです。
100%その気持ちは分かりませんが、何かのメッセージだということは分かります。方向が間違っていなければ、個人の時代に自分の個性を売ることは良いことだと思います。
ネットで炎上を目的に流されている動画を見ると、心が切なくなります。
企業の方も相当の痛手を負っています。
一日も早く自分の損になっているということを本人に気づかせてあげられる環境が欲しいものです。