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時代は仮説から始まっていた!

いつの時代も通常では考えられないことは、一旦の仮説から始まっているのではないか。何か根拠があって改革が起こるものではなく、仮説に何かがプラスされて時代が出来上がって来たという方が真実に近い表現だと思います。無から有へ、そして進化することで作られた時代を今は個が作る時代になっています。

個の持つ力は企業と何も変わらない!


ひと昔前は個人の力が到底敵わないような時代もあったとは思います。
個人で何かと戦うことがなかった私には分かりませんが、一人で立ち向かっていた人であればこの気持ちが痛いくらい分かっていただけることでしょう。

自由度を含めて考えてみると、個人の方が今は強いのではないか。
企業戦士として戦っている戦士も、上役の支持を待つ時間、GOサインをもらってからのスタート、結果を気にしての行動にはいささかスピード感にかけるところがあるはずです。

個人ではどうでしょう。
一度腹を決めて自分にGOサインを出せればすぐにでもスタート出来ます。
家族や守るものがエネルギーになる場合と、ブレーキになる場合がありますが、それでも企業よりもスピードに関して優れています。

ないとすれば、後ろ盾だけ。
それも、今や企業の行動に関しても個人が責任を持つ時代とも言われています。それであれば、企業に属している必要がどこにあるのでしょうか。

守りもしない企業が増え、それでも人財不足と陰で嘆く。
小学校1年生でもしないようなことをしている企業が増えています。

今後のビジネスに関しては、深さが一番後。
スピードと量が重要なんです。
その背景には、不確実性と言われる事実。見えない未来ということが重なり合って生まれました。

以前からこのようなスタイルで行動していた人には何も問題はないと思いますが、長い組織人生で培われたスタイルを崩さなければならない人ももちろんいるはずです。
昔はとか、前なら、という言葉が全て通じないという現実だけを素直に受け止めることが出来る人から変わっていけるのです。

変わったのは社会なのか?人なのか?!


ところで変わったのは人なのでしょうか。
社会が人を変えたのでしょうか。
ニワトリが先か、卵が先かという論になってしまいますが、これには答えは無さそうです。

どちらでもいいからです。

事実変わった原因を探す時間が全くの無駄。
くだらないことに時間をかけているくらいなら、一個でも新しいことを行動してしまって失敗した方がよっぽど身になります。

変わるということに関しても、変わる前の自分を理解していれば変わった自分を受け入れやすくなります。
そこでも足りないのが、自分のことをあまり知らないという現代の事実です。変わった後からのスタートでは、どう変わったかは分からないのです。

ビフォーがあってアフターがあります。
ダイエットでも、何キロから何キロに減ったのかが分からないとダイエットとは呼べません。ただ今の事実の数字を知っただけです。

時代の背景にどんな仮説があって、それがどうなったかを知らないと向かっている矢印がどこに向いているかが分からないということになります。
方向が分からない状態で、現在を知っても立ち止まる人が多いのが分かると思います。流れを知らずに激流に身を投げ出すようなものです。

つまり何が目的でこの状況になっているのかを知らないことは危険ということです。

まとめ

何が起こるか分からないなら行動してから考えても遅いことはない。
目的を知らずに進むと何のためにやっているのか不安が増える。
不安を抱えている人のほとんどが知識不足。

今、自分の状況は自分で作ったものという認識があれば、次に何をしたらいいかは分かるはずなんです。分からない状況なのに、自分の行動を認めないと更に前には進めるはずがありません。全て仮説を進化させて現在に至るということが分かれば、その進化する前はどんな姿をしていたかを知ると今後の社会の動き、自分の動きがある程度予想は出来るはずです。

これはあくまで予想です。
先が見えないのはみんな一緒なんです。何が違うのかというと、従おうとしている人と創ろうとしてる人の差くらいしかありません。能力や才能はほとんど関係ないと言っても過言ではありません。

仮説を立てるのに才能はいりません。
能力もいらないでしょう。

あえて一つ必要なものがあるとしたら、自分の時間をもっているかどうか。
自分の心が安らぐ時間をどれだけ確保しながら働いているか。
この二点しか考えられません。

出来たものを知ってから従う行動をとるよりも、個人でも全世界と繋がることが出来る時代です。
それも自由に、無料で繋がれるんです。
これからの時代は創る時代。創造する時代と言えるでしょう。


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大山 裕介@noteの心理カウンセラー
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